古典落語
幾代餅
価格:¥733
錦絵に恋した男(落語随談付き)
【あらすじ】
馬喰町一丁目、搗米屋(つきごめや)六右衛門の店の清蔵はよく働くまじめな若者ですが、原因不明の病で寝込んでしまいます。おかみさんが清蔵によくよく聞いてみると、いま吉原で一番人気の花魁、姿海老屋の幾世大夫の錦絵を見て、恋煩いにかかっているというではありませんか。親方が一年働いて金を貯めれば幾世大夫に会わせてやると清蔵を励ますと、清蔵はたちどころに元気になります。一年がたち、お金を貯めた清蔵は、医者の藪井竹庵に連れられて吉原に出かけます。野田の醤油問屋の若旦那と偽って、運良く幾世大夫に会うことができます。
【聴きどころ】
錦絵を見ただけで恋におちてしまう清蔵の純情。それを知って心を動かされる幾世大夫も、脇役の親方も魅力ある人物に描かれており、人情噺の趣もある噺ですが、経験豊富な?菊之丞師匠は軽快な口調で明るくまとめています。
【もうひと言】
「幾世餅」は実際にあったもののようです。江戸中期の根岸鎮衛(やすもり)の随筆『耳袋』(東洋文庫)の中には「両国橋幾世餅起立の事」という項があり、もう一軒「幾世餅」を看板にする餅屋があり、裁判沙汰になって、大岡越前之守がこれを裁いたという記事が見られます。
[収録:2007年10月12日 コア石響(東京・四谷)]
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プロフィール
古今亭菊之丞
1972年生まれ、東京都渋谷区西原出身。中学の先生の影響で落語に開眼し、中学高校の6年間、寄席へ通い詰める。1991年、古今亭円菊に入門。前座名「菊之丞」。94年、二ツ目昇進。2003年、真打昇進。1998年、北とぴあ若手落語家競演会北とぴあ大賞受賞、2001年、市川市民文化賞奨励賞、2002年NHK新人演芸大賞 落語部門大賞を受賞。得意ネタは「幾代餅」「素人鰻」「酢豆腐」「愛宕山」「たちきり」など。趣味はカラオケ(懐メロ)、芝居鑑賞、日本舞踊(坂東流)。本名は小川亮太郎。出囃子は「元禄花見踊り」。
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このアーティストの作品(全6件)
試聴 | タイトル | 出演者名 | 価格 |
---|---|---|---|
浮世床 |
古今亭菊之丞 | ¥733 | |
井戸の茶碗 |
古今亭菊之丞 | ¥733 | |
酢豆腐 |
古今亭菊之丞 | ¥733 | |
代り目 |
古今亭菊之丞 | ¥733 | |
幾代餅 |
古今亭菊之丞 | ¥733 |
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