古典落語
つゞら
価格:¥733
複雑な感情が見え隠れする大人の落語
【あらすじ】
左官の吉造は、博打でたちの悪い借金をつくってしまいました。金策に成田に出かけようとすると、同じ長屋の荒物屋のおばさんが吉造に言うには、じつは良造の女房のおかねと質屋「伊勢屋」の主人が間男をしているというのです。驚いた良造が家に帰ってみると、玄関には男物の下駄が。亭主の留守に伊勢屋が上がり込んでいたようです。部屋にあるつづらに伊勢屋が隠れていることに気がついた良造がつづらを開けようとすると、おかねが必死にそれを止めます。おかねが伊勢屋と通じたのにはわけがあるのでした。
【聴きどころ】
女房の浮気現場に亭主が乗り込む。血なまぐさくなりそうな、はらはらさせられる緊張感に満ちた場面ですが、女房のおかねの機転で難を逃れます。サゲもなかなかうならされるもので、短い中にも人間の複雑な感情が見え隠れする、いわば「大人の落語」。雲助師匠の語りの巧さを味わえます。
【もうひと言】
別名「つづらの間男」ですが、速記も残っていない珍しい噺。戦前八代目桂文治などが演じていたものの戦中は禁演となり、戦後になって演じ手もなく廃れてしまったそうです。それを十代目金原亭馬生が練り直して高座にかけたものを雲助師匠が受け継ぎました。
※印雲助師匠のホームページによる
http://www.asahi-net.or.jp/~cq1t-wkby/index.html
[収録:2010年6月15日 内幸町ホール(千代田区)]
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プロフィール
五街道雲助
下町本所の生まれで、幼少より寄席演芸になじむ。明治大学入学後、口下手を直すために落語研究会に入るが、2年で中退して1968年、10代目金原亭馬生に入門、前座名・駒七を名乗る。72年に二ツ目昇進、「五街道雲助」と改名した。「五街道雲助」は当代で6代目とするが、実は前代まで五海道、五開堂など表記がばらばらで代数がはっきりせず、名入り手ぬぐいをつくる際に師匠馬生が勝手に6代目と決めたとか。81年に真打昇進。古典落語の廓噺、圓朝噺を得意とし、怪談噺も評価が高い。
本名・若林恒夫。1948年、東京都生まれ、落語協会所属。
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このアーティストの作品(全11件)
試聴 | タイトル | 出演者名 | 価格 |
---|---|---|---|
五街道雲助「ラジオの街で逢いましょうプラス1」 |
五街道雲助 | ¥367 | |
幇間腹 |
五街道雲助 | ¥733 | |
つゞら |
五街道雲助 | ¥733 | |
らくだ |
五街道雲助 | ¥744 | |
品川心中 |
五街道雲助 | ¥733 |
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