新作落語
撤去します
価格:¥550
自転車撤去をめぐる不条理劇
【あらすじ】
学生の吉田君、三軒茶屋の駅前にとめてあった自転車を撤去されてしまい、区の管理場にとりに行きます。そこには態度の悪い山本、反対にやたらと腰の低い竹井という二人の職員がいて、目の前で言い争いを始めたりしてさっぱり要領を得ません。二人に翻弄されつつも自転車をとり戻して家に帰ってくると、就職の決まった区役所から通知が届いています。そこにはなんと「自転車撤去管理場主任を任命する」と書かれていました。あのへんてこな管理場が自分の職場になってしまったのです。次の日から管理場に出勤し、二人の職員にあらためて挨拶すると、昨日は腰の低かった竹井の態度が豹変します。
【聴きどころ】
人々に決して良い感情を持たれない「自転車撤去管理場」。あまつさえ、その管理場には職員が二人しかいないのに「派閥」があるという不条理で難儀な職場です。そこに新しく加わった若い吉田君はどちらに所属するかを迫られて悩みます。当人たちは真剣なのですが、傍からみれば滑稽なお役所の有様が描かれていて、シニカルなおかしみがあります。吉田君が選んだ苦肉の策と、それに続くサゲには今の都会の日常を感じさせる、ギャグが効いています。
【もうひと言】
普通の人があまり気にも留めない、どうでもいいような日常を切り取って、一編の噺に仕上げるにはきく麿さん独特のスルドイ観察眼が生きているようです。きく麿さんのブログもビミョーな脱力感に満ちています。http://blog.kikumaro.com/
[2008年9月17日 お江戸日本橋亭(東京・三越前)]
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プロフィール
林家きく麿
1972年、福岡県福岡県北九州市出身。96年、林家木久蔵に入門し、前座名「十八(とっぱち)」を名乗る。翌年より楽屋入りし、2000年に二ツ目昇進して「きく麿」と改名。趣味は独り言、ものまね、パントマイム。フラのきいた癒し系の喋りと、創作落語で見せるアッと驚く世界定めの妙で注目の若手。出囃子は「おおスザンナ」。
このアーティストの作品(全2件)
試聴 | タイトル | 出演者名 | 価格 |
---|---|---|---|
撤去します |
林家きく麿 | ¥550 | |
パンチラ倶楽部 |
林家きく麿 | ¥550 |
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