古典落語
禁酒番屋
価格:¥733
酒を禁じられた飲んべえはどうするか(落語随談付き)
【あらすじ】
酒嫌いの殿様、酒がもとでの不始末があってはならんと、家来一同に禁酒のお達し。家臣の住むお長屋の入り口に番屋をこしらえ、酒を持ち込む者がいないかを厳しく取り締まることになったが、殿の命令でもすぐには止められないのが飲んべえ。出先で飲んで酔いを醒ましてから帰るのでは、なんのために飲んでいるのかわからない。なんとか番屋の目を欺いて酒を出前するようなじみの酒屋に頼んだが、「水カステラでございます」、「油でございます」というごまかし作戦は見破られてあえなく失敗、番屋の役人に計二升もただ飲みされる羽目に。そこで今度はごまかさずに堂々と一升徳利を持ち込んだのだが……。
【聴きどころ】
番屋の調べをかいくぐろうとする酒屋と吟味をする役人の重なる駆け引きがハイライト。はじめは素面の役人が、酒屋のごまかしを暴いて没収した酒でだんだん酔っていきます。素面と酔っぱらいの区別を演じるのは難しくはありませんが、酒屋が通ろうとするごとに進む役人の酔い加減をどう区別して演じるのかが技量の見せ所。喜多八師演ずる役人は久しぶりに酒にありついて早々と酩酊したようです。
【もうひと言】
「お酒飲む人花なら蕾、今日も咲け咲け(酒々)、明日も咲け(酒)」というように酒飲みに優しいのが日本文化。酒の上での失敗を扱った噺は多くありますが、お上が禁酒を命ずるといういっぷう変わった趣向です。
[収録:2007年11月13日 文鳥舎(東京・三鷹)]
《携帯電話・スマートフォン(iPhone、Xperia等)、通信機能内蔵タブレット(iPad、GALAPAGOS等)、通信機能内蔵音楽プレーヤー(iPodTouch等)等へは「ダウンロード及び保存」はできません。お手数ですがパソコンでダウンロード後、お手持ちのデバイスへ同期頂き、お楽しみください。》
まだレビューはありません
プロフィール
柳家喜多八
学習院大学卒業後、1977年に柳家小三治に入門、前座名は「小より」。81年に二つ目となり、「小八」に改名、93年に真打昇進、喜多八と改名した。滑稽話から大作まで自在自在に操り、小三治の懐刀とも評される実力派。とぼけた、愛すべき雰囲気が持ち味だが、侍の描写など気品にあふれると評判が高い。とにもかくにも将来を嘱望される逸材の一人である。モットーは「清く、けだるく、美しく」。趣味はサイクリングに墓参、宝塚とバリエーション豊か。
本名・林寛史、1949年、東京都生まれ。落語協会所属。
←色紙を頂きました |
このアーティストの作品(全30件)
試聴 | タイトル | 出演者名 | 価格 |
---|---|---|---|
ラブレター |
柳家喜多八 | ¥550 | |
盃の殿様 |
柳家喜多八 | ¥733 | |
鰻の幇間 |
柳家喜多八 | ¥733 | |
百川 |
柳家喜多八 | ¥733 | |
火事息子 |
柳家喜多八 | ¥733 |
購入の流れ
- STEP1
- 作品を選んでカートに入れる
- STEP2
- 購入手続き・お支払い
- STEP3
- 作品をDL入手する
作品の聞き方
パソコンで聞く
DLした音声ファイルは、ダブルクリックするとWindows media Player や iTunesなどの再生プレイヤーで再生されます。プレイヤーがインストールされていない場合は、下記より最新版を無料でDLすることができます。
iPod / Voice-Trec / Walkman / 携帯電話などで持ち歩く
- iPod :
- iTunesを利用します。詳しくは iTunesチュートリアル
- オリンパス Voice-Trec :
- Windows media Player を利用します。バージョン 9 はこちら / 11 はこちら
- SONY Walkman :
- SonicStageなどを利用します。詳しくは SONY サポート
- 携帯電話 :
- 機種により対応・操作方法が異なります。詳しくは各説明書をご覧ください。
店長からのお知らせ
楽天会員IDで簡単決済!楽天スーパーポイントが貯まる!使える!