古典落語

紙入れ

価格：￥733

収録時間 :: 37:12
データ形式 :: MP3
データ容量 :: 34.0MB

提供元 :: 株式会社ラジオカフェ
リリース日 :: 07年11月15日
カテゴリ :: 古典落語

苦悩する間男と旦那（落語随談付き）

【あらすじ】
目をかけてもらっている旦那のおかみさんといい仲になってしまった新吉。旦那が留守の晩、家に上がり込んで、これからという時に帰らないはずの旦那が不意に帰ってきました。新吉はあわてて裏口から逃げ出しましたが、旦那からもらった紙入れ（財布）を忘れてきたことに気づきました。もしばれたら、町内にはとてもいられない。逃げ出そうかしら、でもまだばれていないかもしれない……。翌朝、新吉は様子を窺いにおそるおそる旦那の家を訪ねてみます。

【聴きどころ】
道ならぬ逢瀬に終始落ち着かない新吉のうぶな様子、それに対して悪女めいたおかみさん、そして面倒見はいいが少々間抜けな旦那の三人。菊之丞師匠は二人の男をまるで手玉に取るような、色っぽくもふてぶてしいおかみさんを描いて秀逸です。

【もうひと言】
エロティックな中に何ともいえないおかしみが漂う噺です。流麗な語りは、ただのバレ噺にはならず、お芝居を見ているようです。

［収録：2007年10月12日　コア石響（東京・四谷）］

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プロフィール

古今亭菊之丞

落語家

1972年生まれ、東京都渋谷区西原出身。中学の先生の影響で落語に開眼し、中学高校の6年間、寄席へ通い詰める。1991年、古今亭円菊に入門。前座名「菊之丞」。94年、二ツ目昇進。2003年、真打昇進。1998年、北とぴあ若手落語家競演会北とぴあ大賞受賞、2001年、市川市民文化賞奨励賞、2002年NHK新人演芸大賞　落語部門大賞を受賞。得意ネタは「幾代餅」「素人鰻」「酢豆腐」「愛宕山」「たちきり」など。趣味はカラオケ（懐メロ）、芝居鑑賞、日本舞踊（坂東流）。本名は小川亮太郎。出囃子は「元禄花見踊り」。

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このアーティストの作品（全6件）

タイトル	出演者名	価格
浮世床	古今亭菊之丞	￥733
井戸の茶碗	古今亭菊之丞	￥733
酢豆腐	古今亭菊之丞	￥733
代り目	古今亭菊之丞	￥733
幾代餅	古今亭菊之丞	￥733