古典落語
初天神
価格:¥733
子供は天使か?悪魔か?(落語随談付き)
【あらすじ】
天神さまにお参りに出かけようとする男。せがれの金坊が連れて行ってくれとせがみます。「あれ買って、これ買ってとうるせえ事言うってんだろ」と取り合いませんが、「今日はずっといい子にしてるから連れてって~」と必死で頼む金坊をしぶしぶ連れて行くことになります。にぎやかな境内には出店がいっぱい。だんご屋を見つけた金坊、最初は「いい子」にしていますが、我慢ができず、ぐずりはじめます。そのあげく「これで“いい子”はおしまいです」と自ら宣言して……。
【聴きどころ】
遊雀師匠の十八番のひとつ。初席などで軽く演じられることも多い噺ですが、こんな強烈な印象を残す「初天神」は他にありません。紋切り型にならず、「憎たらしい」を通り越して狂気すら感じさせる、金坊の「悪魔的」ともいえそうなキャラクターがたまりません。
【もうひと言】
天満宮では天神さま(菅原道真)の誕生した6月25日、薨去(こうきょ)した2月25日にちなんで毎月25日が縁日ですが、特に1月25日を「初天神」といい、盛大に縁日が行われます。
[収録:2007年10月12日 コア石響(東京・四谷)]
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プロフィール
三遊亭遊雀
1988年に柳家権太楼へ入門、前座名は「さん太」。91年に二つ目に昇進し「三太楼」と改名した。01年9月に真打昇進。06年10月に落語芸術協会の三遊亭小遊三門下へ移籍し、これを機に「三遊亭遊雀」と名乗る。「船徳」「明烏」「初天神」など、古典落語を中心に演じている。特に「初天神」で父に飴をねだる金坊のかわいらしさ、小憎らしさには定評がある。旅と乗り物を趣味とし、落語を楽しんでもらうためなら日本のどこへでも嬉々として出かけて行く。平成18年度国立演芸場主催「花形演芸大賞」金賞受賞。本名・畠山太郎、1965年、千葉県生まれ。落語芸術協会所属。
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このアーティストの作品(全26件)
試聴 | タイトル | 出演者名 | 価格 |
---|---|---|---|
堪忍袋(平成26年版) |
三遊亭遊雀 | ¥509 | |
反対俥 |
三遊亭遊雀 | ¥550 | |
湯屋番 |
三遊亭遊雀 | ¥733 | |
宗論 |
三遊亭遊雀 | ¥550 | |
看板のピン |
三遊亭遊雀 | ¥550 |
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