古典落語
地獄めぐり
価格:¥733
こんな地獄なら一度は行ってみたい?(解説付き)
【あらすじ】
ここは地獄の十万億土、亡者の群れがそれぞれ額に白い三角頭巾、首からは頭陀袋、手には麻幹(おがら)の杖をついて、三途川の渡船場を目指してトボトボと歩いています。その後からやってくるのは打って変わって派手で陽気な一団、大金持ちの若旦那とその取り巻き連中です。この世で面白いことはすべてやりつくし、こうなったらあの世に行って遊んで来ようと“あの世観光旅行”を企画して、みんなでフグを食べてわざわざ死んできたのです。彼らは鬼の船頭の渡し舟に乗って無事に三途川を渡ると、地獄一の繁華街「六道の辻」に来ました。タレントショップが立ち並び、芥川龍之介や三島由紀夫が講演をし、初代から11代までの市川団十郎が全員で忠臣蔵をやり、寄席では三遊亭円朝が『牡丹燈篭』を通しでかけています。さらに…
【聴きどころ】
荒唐無稽な設定内容だけでも可笑しいうえに、全編時宜を得たダジャレとくすぐりにあふれています。寿輔師は淡々としながらも抑揚をつけた流れるような話術で、聴く者を枕からぐいぐいと引き込んでいきます。効果的に入れられる鳴り物も噺をいっそう楽しく華やかにしています。
【もうひと言】
本来は上方の『地獄八景亡者戯(じごくばっけいもうじゃのたわむれ)』という噺で、1時間以上もかかる大ネタです。『地獄めぐり』の演題は初代三遊亭円遊が東京に移したときのものです。この後、一行は閻魔大王に会ったり、人呑鬼(じんどんき)に飲み込まれたりします。
[収録:2007年10月27日 お江戸日本橋亭]
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プロフィール
古今亭寿輔
1944年、山梨県甲府市出身。1968年、三遊亭圓右に入門し、「右詩夫」で初高座。1972年、四代目古今亭寿輔として二ツ目になり、83年、真打に昇進。熱帯魚のようにきらびやかな衣装で登場し、ボソボソと陰気に語り出し、ねっちりと客をいじる。その強烈な存在感のある高座に病みつきのリピーターも多い。落語芸術協会所属。本名は宮川幸夫。出囃子は「しゃぼん玉とんだ」。
このアーティストの作品(全4件)
試聴 | タイトル | 出演者名 | 価格 |
---|---|---|---|
ラーメン屋 |
古今亭寿輔 | ¥733 | |
釣りの酒 |
古今亭寿輔 | ¥733 | |
自殺狂 |
古今亭寿輔 | ¥733 | |
地獄めぐり |
古今亭寿輔 | ¥733 |
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