古典落語
夢の酒
価格:¥733
梅雨時に昼寝をすると見る夢は
【あらすじ】
大黒屋の若旦那、座敷で気持ちよく昼寝をしているところを嫁のおはなに起こされます。起こされて若旦那は「これからだったのに……」とブツブツ。おはながその言葉の訳を尋ねると、夢の中で向島に用足しにいくと、突然の雨。ある家の軒下で雨宿りしていると女中が出てきて中に通される。そこの新造がなんともいい女で、若旦那にお酌をしてくれる。ふだん飲まない酒を飲んで頭が痛くなると、離れに床を敷いてくれたので休むが、なんとその新造が床に入ってきて、これから……というところでおはなに起こされたんだ。これを聞いたおはなが怒り出します。夫婦げんかの騒ぎを聞きつけた大旦那が呆れながらおはなをなだめると、これから夢に入ってその新造に小言を言ってくれと頼まれます。しぶしぶ昼寝をする大旦那、夢でその新造に会うことができますが……。
【聴きどころ】
梅雨時の昼寝、夕立、夢の中の向島の粋な女。洒落た道具立てがそろっていて、初夏の昼下がりのうとうとした気分が伝わってきます。
【もうひと言】
「淡島様」に「われたのむ人の悩みのなごめずば世にあはしまの神といはれじ」という歌の上の句を読み上げてお願いすると、夢の中に入れるということが信じられていたようです。大旦那も実行して見事夢に入ることができました。淡島様は針供養の神様として、女性の守り神としても信仰されています。
〔収録:2007年5月8日 東京・文鳥舎〕
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プロフィール
入船亭扇遊
1972年に九代目入船亭扇橋に入門。前座名「扇ぽう」を名乗る。77年に二つ目昇進で「扇好」、85年に真打昇進で「扇遊」と改名した。淀みないしゃべりと明るく粋な芸風で、観客を江戸情緒の世界へと引き込む古典落語の名手である。表情豊かに艶っぽい女を見事に演じる。「携帯電話も持っていない古いタイプの人間」とは本人の談。得意ネタは「明鳥」「不動坊火焔」など。92年の「入船亭扇遊独演会」にて、文部省芸術祭賞を受賞。本名・岩田茂、1953年、静岡県生まれ。落語協会所属。
このアーティストの作品(全7件)
試聴 | タイトル | 出演者名 | 価格 |
---|---|---|---|
引越しの夢 |
入船亭扇遊 | ¥550 | |
道灌 |
入船亭扇遊 | ¥733 | |
尻餅 |
入船亭扇遊 | ¥550 | |
五人廻し |
入船亭扇遊 | ¥733 | |
試し酒 |
入船亭扇遊 | ¥733 |
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