古典落語
身投げ屋
価格:¥367
今あらためて金語楼落語を
【あらすじ】
金がなくて困っている男が、友人からいい商売があると教えられます。それが「身投げ屋」。橋の上から身投げをすると見せかけて、それを止めてくれた人に、「実は金がなくなって困っています」と言えば、その人が必ず「いくらあれば死なずにすむんだ」と聞いてくれる。そこでその人にふさわしいだけの額を言えば、きっとその人はお金をくれると言うのです。そこでこの男は早速試してみようと、永代橋から身を投げるふりをすると、運良く人が止めてくれたのですが……。
【聴きどころ】
夢吉さんは「眼鏡屋盗人」「てれすこ」など珍しい噺を次々に高座にかけることでも注目されている噺家さんで、この「身投げ屋」もそんな珍しい一席です。この噺は上方落語にあったものを元にして柳家金語楼が創作した新作落語ですが、今はほとんど演じられることはありません。一世を風靡した金語楼落語が今になってほとんどやり手がいなくなってしまったのは、金語楼の描いた落語の舞台が明治、大正、昭和の初期だからでしょう。こういう時代は今から見ると中途半端に古い分だけ、江戸時代を舞台にした落語をやるよりも難しいのです。ところが夢吉さんは軽妙な語り口でごく自然に聞く者をその時代へと連れて行ってくれます。噺としても珍しい一席ですが、こういう噺を楽しく聞かせてしまう夢吉という珍しい才能にも注目したい一席です。
【もうひと言】
枕は噺家の才能が光る場所でもあります。この夢吉さんの高座は枕だけでも聞く価値ありです。
[収録:2009年7月4日 文鳥舎(東京・三鷹)]
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プロフィール
三笑亭夢丸(二代目・夢吉改メ)
1983年、新潟県新発田市出身。2002年に三笑亭夢丸に入門し、前座名「春夢」を名乗る。2006年に二ツ目に昇進し、夢吉と改名。06年、第11回岡本マキ賞受賞。趣味はあてもなく自転車でさまようこと。得意ネタは動物の出てくる噺。マンガのようなキャラに似合う溌剌とした高座で熱烈ファンを増やしてつつある。平成27年 5月 真打昇進「二代目三笑亭夢丸」襲名。出囃子は「万才くずし」。
このアーティストの作品(全4件)
試聴 | タイトル | 出演者名 | 価格 |
---|---|---|---|
身投げ屋 |
三笑亭夢丸(二… | ¥367 | |
のめる |
三笑亭夢丸(二… | ¥367 | |
強情灸 |
三笑亭夢丸(二… | ¥550 | |
てれすこ |
三笑亭夢丸(二… | ¥550 |
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