古典落語
替り目
価格:¥733
甘え上手は亭主の鏡
【あらすじ】
酔っぱらって帰宅したご機嫌な男は、家の前から人力車に乗ったりして女房に怒られますが、どこ吹く風。性懲りもなく、寝る前に一杯呑みたいと言って困らせます。酒の肴もないので、女房が仕方なくおでんを買いにでかけます。わがままばかり言っている亭主は、女房の後ろ姿に「おかみさんありがとうございます」と手を合わせるのでした。さて、酒を呑もうとしますが、あいにくお燗がついていません。思案にくれているところに鍋焼きうどん屋が通りかかります。
【聞きどころ】
簡潔な筋のなかに、長年連れ添った夫婦の姿が描かれたこの噺、これからの季節にぴったりです。白酒師匠の可愛らしい酔っぱらいぶりがなんといっても聞きどころ。亭主の甘えん坊ぶりがじつによくでています。大きなデフォルメこそありませんが、会話の細部のさりげない工夫も楽しい一席です。
【もうひとこと】
演題はサゲからきているのですが、通常、寄席などで高座にかかると女房に手を合わせるところで切ることが多く、そうするとなぜ演題が「替わり目」なのかわかりません。この口演では最後までやっているので、演題の意味がわかるようになっています。比較的新しい噺と思いきや、江戸・文化年間から演じられているもののようです(「枇杷葉湯」)。
[収録:2009年9月15日 お江戸日本橋亭(東京・三越前)]
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プロフィール
桃月庵白酒
1992年、五街道雲助(六代目)に入門。前座名「はたご」を名乗る。愛嬌のある顔と滑らかな口跡で頭角を現し、95年に二つ目に昇進。「喜助」と改名する。05年に若手落語家を対象とした林家彦六賞を受賞。同年9月、真打昇進を機に三代目「桃月庵白酒」を襲名した。特に女性の艶やかさ、内に秘めた芯の強さを巧みに演じ、高い評価を得ている。得意ネタは「木乃伊取り」「臆病源兵衛」「代脈」など。また若手落語家5名による「五人廻しの会」など、多くの会に参加する一方で、自転車愛好家として寄席までサイクリングを楽しんだり、作務衣を収集するなど趣味も多彩。本名・愛甲尚人、1968年、鹿児島県生まれ。落語協会所属。
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このアーティストの作品(全8件)
試聴 | タイトル | 出演者名 | 価格 |
---|---|---|---|
抜け雀 |
桃月庵白酒 | ¥733 | |
壺算 |
桃月庵白酒 | ¥550 | |
付き馬 |
桃月庵白酒 | ¥733 | |
替り目 |
桃月庵白酒 | ¥733 | |
つる |
桃月庵白酒 | ¥733 |
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