古典落語
花筏
価格:¥733
思わず呟いてしまう「南無阿弥陀仏」という言葉
【あらすじ】
人気力士花筏が急な病に罹って立ち上がることすら出来なくなってしまいました。幸い命に別状はないものの、このままでは数日後に控えた地方巡業に差し支えが出てしまいます。そこで相撲部屋の親方は提灯屋の徳さんを花筏の身代わりに巡業に連れて行くことにしました。というのも,見た目だけは徳さんと花筏は瓜二つだったからです。巡業先には花筏は病気だと伝えてあるので,花筏の偽物の徳さんは相撲に出なくともよく、巡業に顔だけ出して、あとは毎日酒盛りをしていればよいはずでした。ところが,ひょんなことから徳さんは土俵に上がることになってしまい……。
【聴きどころ】
上方落語を大きく二分する片方の雄が笑福亭であり、その笑福亭の噺家の中でももっとも色濃く笑福亭の芸を継承しているのが松喬師です。大らかでこせこせしたところがなく、それでいて一点のゆるぎもないその芸風は、相撲取りを描くにはまさにうってつけ。松喬師の『花筏』に登場する相撲取りは、親方や腕自慢の素人相撲ばかりではなく、相撲取りを騙った偽物にまでその風格が漂っています。
【もうひと言】
この噺は築地本願寺で行われた花祭り落語会で口演されたものです。松喬師は本願寺での高座ということで敢えてこの演目を選びました。南無阿弥陀仏の名号が心に深く根ざしている人たちの物語です。
[収録:2009年4月11日 築地本願寺(東京)花まつり落語会]
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プロフィール
笑福亭松喬
1951年生まれ、兵庫県小野市出身。69年6代目松鶴に入門し、笑福亭鶴三(かくざ)を名乗る。早くから実力を発揮し、松鶴から「笑福亭の噺を一番うまいこと受け継ぐ」と言われた逸話は有名。83年、上方お笑い大賞銀賞受賞。87年、松鶴の死の翌年、6代目松喬を襲名。96年、柳家小里ん、古今亭志ん橋と共に東西三人会を結成。同年「らくだ」にて文化庁芸術祭賞受賞。2005年、日本語を学ぶ中国人学生向けに北京で一門会を開く。2007年「百年目」で文化庁芸術祭、大衆芸能部門「芸術祭大賞」を受賞。じっくり聴かせる重厚な芸で東西に認められた本格派。趣味も多彩で海釣り、鮎釣り、料理、絵、陶芸、写真など幅広く、特に絵と写真はアマチュアの域を出る腕前だという。
このアーティストの作品(全2件)
試聴 | タイトル | 出演者名 | 価格 |
---|---|---|---|
笑福亭松喬「ラジオの街で逢いましょうプラス1」 |
笑福亭松喬 | ¥367 | |
花筏 |
笑福亭松喬 | ¥733 |
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