其の六 －人生の伴侶－

愛するおカミさんとの馴れ初めは……

　　瀧川鯉昇の高座といえば、爆笑の落語のみならず、噺に入るまえの、あの「まくら」の愉しさにも定評あり。座布団に腰をおとして「はあ～」と息をもらしただけで客席には笑いのさざなみが広がります。いったいどこまでがホントでどこからがウソなのか、虚実綯い交ぜの鯉昇ワンダーワールドの入口です。そんな鯉昇師匠の不思議の源泉・謎の私生活までたっぷりお聞きしていきます。落語とはやや違う語り口ですが、得も言われぬふわふわの浮遊感はそのまんま。一度聴けば癖になってしまうでしょう。

＊「鯉昇の昼寝まくら」は、毎月第１・第３金曜日に連続配信されます。


　「鯉昇の昼寝まくら　其の六ー人生の伴侶ー 」
人生には伴走してくれるもの、そして人が必要です。若かりし頃の鯉昇師は、ベターハーフとの出会いを夢見て数限りなく「お見合い」を繰り返しました。鯉昇師の落語と人柄に惚れ込んだ多くの人が、自分こそお嫁さんを探してあげようと世話をしてくれたのです。高座とお見合いの日々……。「マザーコンプレックスもあったかな」、「女の人は苦手で」という鯉昇師匠の、いずれ出会うべくして出合った運命のオカミさん（美人です！）との馴れ初めが打ち明けられます。




次回の「鯉昇の昼寝まくら 其の七　―楽屋のたたずまい―」では、落語家さんたちの交錯するコミュニティでもあり、情報交換の場でもある、寄席の楽屋での愉快な裏話を披露していただきました。笑えます。
　

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