古典落語
厄払い
価格:¥744
ほのぼの与太郎が福を呼ぶ(解説付き)
【あらすじ】
二十歳になっても仕事もせずぶらぶらしている与太郎に、おじさんが「厄払い」を勧めます。豆まきの済んだ家に呼ばれて厄払いの「あらめでたいなめでたいな……」という祝詞を唱えれば、いくらかの小遣いと煎り豆をご祝儀にくれるというもの。与太郎は、日暮れ時にでかけるつもりが昼寝しすぎですっかり夜になってしまい、あわててでかけますが、みな厄払いを済ませてしまっています。ようやくある商家が招き入れてくれたのですが、ご祝儀が少ないと文句を言ったり、もらった豆を旦那の目の前で食べた揚げ句に肝心の厄払いを忘れて帰ろうとして呆れられます。長い祝詞を覚えられなかったので、おじさんにアンチョコを作ってもらった与太郎は、それをこっそり読み上げることにします。
【聴きどころ】
「与太郎」というのは愛すべき人物ですが、表現の難しい手ごわい人物でもあります。与太郎噺をベテランの噺家さんが演じると味があって楽しいものです。おじさんが教えてくれる「あらめでたいな」が「あ~らあららら、あららら、あら?」となってしまったり、売り込みをするのに「あたしはめでたい」と叫んだり、口上をへんてこに読んでしまうところなど、笑いどころ満載です。なんともほのぼのした市馬師匠の朗らかな与太郎のおかげで、聞いているこちらまで明るい気分になって福が舞い込んできそうです。
【もうひと言】
厄払いの豆まきといえば、現在では節分に行いますが、昔の旧暦ですと、立春はお正月と重なったり、連続することもあり、節分はまさに「春」が来る前日だったのです。
[収録:2009年1月20日 お江戸日本橋亭(東京・三越前)]
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プロフィール
柳亭市馬
1961年生まれ、大分県緒方町出身。小学時代からの落語好きで高校時代に落語家を志す。1980年、柳家小さんに入門、小幸を名乗る。81年、「さん好」で二ツ目。93年、真打ちに昇進、4代目柳亭市馬を襲名。96年、国立劇場花形演芸大賞受賞。古典に取り組み、正統派の落語家として高い評価を得る、小さん最後の内弟子。ネタに関する由来やこぼれ話などに詳しく、落語関連の「雑学王」と呼ばれるほど。また、持ち前の美声で相撲甚句などを噺に入れる事も多い。本名は右藤泰幸。出囃子は「吾妻八景」。
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このアーティストの作品(全8件)
試聴 | タイトル | 出演者名 | 価格 |
---|---|---|---|
藪医者 |
柳亭市馬 | ¥550 | |
茶の湯 |
柳亭市馬 | ¥733 | |
二番煎じ |
柳亭市馬 | ¥733 | |
厄払い |
柳亭市馬 | ¥744 | |
蒟蒻問答 |
柳亭市馬 | ¥733 |
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