古典落語
将棋の殿様
価格:¥733
わがままだけど可愛い殿様(解説付き)
【あらすじ】
殿様の何よりの楽しみは家来と将棋をさすことです。ところがこの殿様の将棋というのが、典型的な下手の横好き。それだけならよいのですが、下手なくせに負けるのが大嫌いときているので、自分の形勢が悪くなると、飛車が相手の駒を飛び越えたり、自分の駒を取ってはいけないなどというルール違反を平気で行うので、いつも負け知らずです。いかに殿様でもこのようなわがままを許していてはいけないと、御意見番の三太夫が殿様と一局さすことになり……。
【聴きどころ】
今ではほとんどやり手のいなくなってしまったこの噺を、喜多八師が復活して演じています。こういうわがままな殿様は、えてして観客に嫌な感じを与えそうなものですが、喜多八師の手にかかるとそのわがままさが可愛らしく見えてくるから不思議です。『首提灯』『盃の殿様』『やかんなめ』など様々な侍を描いてきた喜多八師ならではの一席です。
【もうひと言】
殿様が登場する落語になくてならないのが、家来の田中三太夫です。この三太夫さん、他の噺ではいつも粗忽なキャラクターなのですが、この『将棋の殿様』では身をもって殿様をいさめるというなかなか格好のよい役をふられています。田中三太夫の勇姿が見られるのは、おそらくこの『将棋の殿様』だけでしょう。
[収録:2008年10月21日 新宿住友ホール]
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プロフィール
柳家喜多八
学習院大学卒業後、1977年に柳家小三治に入門、前座名は「小より」。81年に二つ目となり、「小八」に改名、93年に真打昇進、喜多八と改名した。滑稽話から大作まで自在自在に操り、小三治の懐刀とも評される実力派。とぼけた、愛すべき雰囲気が持ち味だが、侍の描写など気品にあふれると評判が高い。とにもかくにも将来を嘱望される逸材の一人である。モットーは「清く、けだるく、美しく」。趣味はサイクリングに墓参、宝塚とバリエーション豊か。
本名・林寛史、1949年、東京都生まれ。落語協会所属。
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このアーティストの作品(全30件)
試聴 | タイトル | 出演者名 | 価格 |
---|---|---|---|
ラブレター |
柳家喜多八 | ¥550 | |
盃の殿様 |
柳家喜多八 | ¥733 | |
鰻の幇間 |
柳家喜多八 | ¥733 | |
百川 |
柳家喜多八 | ¥733 | |
火事息子 |
柳家喜多八 | ¥733 |
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