古典落語
馬の田楽
価格:¥733
馬子唄に田園風景が蘇る(解説付き)
【あらすじ】
味噌の荷を馬に積んでやって来た太十がちょっと目を離した隙に、子供たちがいたずらをして繋いであった馬の手綱を外してしまったため、馬は味噌の荷を積んだままどこかへ行ってしまいました。太十は慌てて馬の行方を追いかけます。あちこちの人に味噌を積んだ馬を見なかったかとたずねるのですが、相手は耳の遠いお婆さんだったり、余計なことを延々と喋った挙げ句、馬は知らない、と平然とこたえたりする男というような人たちばかりで、馬がどこへ行ったのかさっぱり分かりません。最後の頼みの綱とばかりに、知り合いの虎十に「味噌をつけた馬は知らないか」とたずねると……。
【聴きどころ】
『馬の田楽』には江戸っ子は一人も登場せず、出てくるのは田舎の人ばかりという東京の古典落語としては珍しい一席です。このいかにも大らかでのんびりとした舞台が、文生師の語り口とあいまって独自の世界を作り上げています。
【もうひと言】
文生師は「民謡を歌えるから」という理由で、この噺を先代の今輔師から教わったそうです。のどの魅力を買われただけあって、噺の出だしに朗々と歌う馬子唄は見事のひと言。この歌だけで、聞いている者の前に豊かな田園の風景が彷彿としてきます。
☆巻末に、文生師匠と落語研究家・大友浩さんの楽しいトークが収録されています。ここでしか聞けない極めつけの芸談をどうぞお楽しみください。
[収録:2008年9月2日 お江戸日本橋亭(東京・三越前)]
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プロフィール
桂文生
1939年、宮城県河南町出身。県立小牛田農林高校卒業後、三代目桂枝太郎に入門。前座名は「枝平」。66年に二つ目昇進し、「欣治」に改名。74年に真打となり3代目文生を襲名した。84年、桂文朝、南喬、弟子の扇生とともに落語芸術協会を脱退して落語協会に移籍。5代目柳家小さん門下に入る。2006年、第61回文化庁芸術祭賞演芸部門優秀賞受賞。趣味はボーリング、ゴルフ、書道(師範)、都々逸創作(しぐれ会同人)、競馬。「本膳」「ずっこけ」「馬の田楽」「権助提灯」などの古典落語を得意としながら、創作落語を一作でも多く完成させたいと意欲を燃やす。このほか生涯学習の講演などを通じ、落語の楽しさと二十六文字(街歌)創作の楽しみの普及につとめている。出囃子は『あほだら経』。
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馬の田楽 |
桂文生 | ¥733 |
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