古典落語
鰻の幇間
価格:¥733
いよっ、すごい!(解説付き)
【あらすじ】
暑いさなか、幇間(たいこ持ち)がお客に遭遇できずに干上がってしまいそうです。羊羹をエサになんとか客を釣り上げようとしますが、なかなかうまくいきません。浴衣がけの男がようやくつかまり、お昼をたかることになりました。会ったことはあるのですが、名前を思い出せません。鰻屋で酒、香の物、鰻と出てきて幇間は客に調子を合わせています。客は今度うちに遊びに来いというものの、その在処は「先のところだよ」とはぐらかして教えてくれません。そのうちに客は一人で便所に行ってしまい、なかなか戻ってきません。
【聞きどころ】
客の前で文句は言えないのですが、この鰻屋、たいそうきたなくて、気が利きません。引っかけられたと分かった幇間が鰻屋の女中を相手に酒の味、徳利、盃、鰻……とケチをつける場面は、これまでの名人がそれぞれに工夫している、聞きどころの一つです。雲助師匠も細かな工夫をしています。中でも床の間の掛軸のくだりには爆笑間違いなし! 雲助師匠のからっとした口調が、独特の味を出しています。
【もうひとこと】
幇間噺の中でも一二をあらそう傑作。調子のいいことをいっていつも余録にありつく幇間が、客にさんざんな目に合わされる、そのコントラストが、コメディーの王道を行っています。主人公のような、見番に登録されていない幇間を「野だいこ」などと呼びました。正式の幇間は師匠のもとで修行を積まないと、座敷に顔すら出せなかったということです。
[収録:2008年8月23日 お江戸日本橋亭(東京・三越前)]
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プロフィール
五街道雲助
下町本所の生まれで、幼少より寄席演芸になじむ。明治大学入学後、口下手を直すために落語研究会に入るが、2年で中退して1968年、10代目金原亭馬生に入門、前座名・駒七を名乗る。72年に二ツ目昇進、「五街道雲助」と改名した。「五街道雲助」は当代で6代目とするが、実は前代まで五海道、五開堂など表記がばらばらで代数がはっきりせず、名入り手ぬぐいをつくる際に師匠馬生が勝手に6代目と決めたとか。81年に真打昇進。古典落語の廓噺、圓朝噺を得意とし、怪談噺も評価が高い。
本名・若林恒夫。1948年、東京都生まれ、落語協会所属。
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このアーティストの作品(全11件)
試聴 | タイトル | 出演者名 | 価格 |
---|---|---|---|
五街道雲助「ラジオの街で逢いましょうプラス1」 |
五街道雲助 | ¥367 | |
幇間腹 |
五街道雲助 | ¥733 | |
つゞら |
五街道雲助 | ¥733 | |
らくだ |
五街道雲助 | ¥744 | |
品川心中 |
五街道雲助 | ¥733 |
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