古典落語
こんにゃく問答
価格:¥367
余の蒟蒻、余の胸中の如し
【あらすじ】
上州の安中で蒟蒻屋を営む六兵衛は、親分肌。江戸から来て、行き倒れになるところだった八五郎を世話してやります。ぶらぶらしている八五郎に、六兵衛は村はずれの空き寺の坊主になってみないかと勧めます。八五郎が寺に住み込んでみるとそうそう弔いがあるはずもなく、寺男の権助と暇をもてあまして酒盛りする有様。そこに越前の国永平寺の修行僧が訪ねてきて、和尚との禅問答を申し込みます。八五郎は小坊主のふりをして追い返そうとしますが、修行僧は「修行のため」と引き下がりません。問答で負けたら寺を追い出されることになっていると聞き、八五郎は勝てるわけがないと観念して、寺にある金目の物を売り払って逃げだそうとしていると、六兵衛が俺が修行僧を追い返してやろうと、問答の相手を引き受けます。
【聴きどころ】
禅寺に紛れ込んだ遊び人の江戸っ子という設定、そして高尚な禅問答が他愛のないサゲに結びつく、なんともいえない禅味を感じさせる噺です。鯉橋さんの師匠である鯉昇師も得意とする噺で、鯉橋さんの語りの中にも師匠の面影が感じられます。鯉橋さんのまじめな語り口は、何も知らずに飛び込んできてさんざんな目に遭う修行僧に重なります。
【もうひとこと】
もともとは仏典から出て、小咄が発展したもののようです。直接の原型は、尾張藩士がまとめた『風流昔噺』(寛政ごろ)にほとんど同じ形の笑話があるとのこと。問答の場面は仕方噺で、やや分かりにくいかもしれませんが、オーバーなアクションを想像しながらお聞きください。
[収録:2008年5月17日 コア石響(東京・四谷)]
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プロフィール
瀧川鯉橋
1971年、新潟県上越市出身。98年、春風亭鯉昇(後の瀧川鯉昇)に入門し鯉奴を名乗る。2002年に二つ目になり、鯉橋に改名。酒(なかでも新潟県産の純米酒)、ゑびすビール、シナモンティー好き。師匠・鯉昇の十八番「時そば」などを巧みにアレンジし、すでに自家薬籠中のものとしつつある。出身地・新潟にまつわるマクラも人気。趣味は酒、タバコ、エキナセア、天然塩、味噌、醤油、セイロン紅茶、将棋、国産そば、など。
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こんにゃく問答 |
瀧川鯉橋 | ¥367 |
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