ひとりシェイクスピア【超訳　リア王、ロミオとジュリエット、ハムレット～名場面集～】

楠美津香(楠流家元・女優)

価格：￥733

収録時間 :: 25:57
データ形式 :: MP3
データ容量 :: 23.7MB

提供元 :: 株式会社ラジオカフェ
リリース日 :: 08年6月5日
カテゴリ :: 講談・漫才

大迫力！　世界一わかりやすいシェイクスピア

【あらすじ】
年老いたリア王は引退を決意し、領地を豆腐ステーキにたとえつつ、三人の娘に国を分け与えようと考えます。長女ゴネリルは優等生。自分をいかに愛しているかを問う王に対し、うまくおべっかで心をつかみ、領地を得ます。次女リーガンは元スケバン。上手に甘えて広い領地をもらいました。ところが三女のコーデリアは曲がったことが大嫌いな体育会系。すなおに国王に対する愛を語れず、とうとう父を怒らせて、あいだを取りもとうとしたケント伯爵まで追放されてしまうのでした。話は変わってロミオとジュリエットのバルコニーのあの場面、そしてハムレットの「尼寺へ行け！」にいたる顛末、さらには薔薇戦争の名場面が次々と、映画の予告編さながらに展開されていくのでありました。

【聴きどころ】
「世界一わかりやすい“超訳”シェイクスピア」を自称する楠美津香さんのシェイクスピアは堅苦しい古典の枠から激しくはみ出して、痛快そのもの。現代語、しかもイマドキの若者ことばで語られる作品は、講談調によってさらにパワー全開のものとなっています。たったひとりでシェイクスピア全作を演じようという大胆な試みの一端をダイジェストで楽しめる、楠美津香ワールド入門としてうってつけの一席です。

【もうひと言】
シェイクスピアの世界を現代風に解体、アレンジすることによってにあたらしい境地を切り開いた楠美津香さんですが、なにも古典世界をぶっ壊してばかりではありません。日ごろ焦点の当たらない史劇「薔薇戦争」をリチャード二世からすべて演じようという試みにチャレンジするなど、そのシェイクスピアに対する愛は深いのです。

[収録：2007年12月27日　Live Cafe Again（東京・武蔵小山）]

《携帯電話・スマートフォン（iPhone、Xperia等）、通信機能内蔵タブレット（iPad、GALAPAGOS等）、通信機能内蔵音楽プレーヤー（iPodTouch等）等へは「ダウンロード及び保存」はできません。お手数ですがパソコンでダウンロード後、お手持ちのデバイスへ同期頂き、お楽しみください。》

まだレビューはありません

投稿する

プロフィール

楠美津香

楠流家元・女優

昭和37年、東京生まれ。日本映画学校卒。コントグループ『ピックルス』『フラミンゴ』、放送作家を経て、実験的ひとりコントを自作自演し、日本で初めて“女性一人コント”を確立。96年に始めた公演「東京美人八景」、99年の「プレイガール」などで、上石神井のギャルから軽井沢夫人まで、いろいろなタイプのちょっと変わった女たちの世界を演じる。また2000年から始めた一人シェイクスピアは、10年間で全39作の上演を宣言。知的な笑いと「格闘技系」パワーがミックスした舞台は見る者を魅了する。96年『ひとりコント楠美津香の東京美人百景』（集英社）を上梓。一児の母で、旦那様は一人コントでお馴染みのモロ師岡氏。主な受賞暦に、92年国立演芸場花形演芸会銀賞、94年国立演芸場花形新人大賞特別賞受賞など。