古典落語
堪忍袋(平成26年版)
価格:¥509
喧嘩の発端は、梅干と沢庵?
【あらすじ】
大工の八公とおさきの夫婦が大喧嘩をしています。大家が止めに入ってわけを聞くと、八公が弁当の梅干しは飽きたからたくあんにしてくれと言ったのがそもそもの始まり……。
この噺は、二人の喧嘩に呆れた大家さんが、腹ふくるる文句や愚痴を〝堪忍袋〟を作って、そこに吹き込むことを勧めたところ―と、続くのですが、この日の遊雀師匠は、大家さんが二人の凄まじい喧嘩とその言い分を聞きだして、途方に暮れるところまでを豪快に演じています。
※遊雀師匠の「堪忍袋」を全部聴きたい方は、下記でどうぞ。
http://www.radiodays.jp/item/show/300270
【聴きどころ】
師匠のおかみさんとの旅行のエピソードをマクラにふって、会場を爆笑で沸かせてから、すーっと夫婦の喧嘩に移行していき、お客さんをジェットコースターのような勢いで、途切れることなく笑わせていきます。その日の楽屋への差入れの「甘梅」をうまく噺にとりいれて、お客さんも大喝采。一期一会ならではの高座に腹がよじれるほどの爆笑につぐ爆笑。
【もうひと言】
この日は、KSKさんという企業が継続的に開いている、東北大震災の被災者の方々が生活する仮設住宅での落語会でした。
お腹を抱えて笑ったあとは、師匠もお客様と餃子を食べる会に参加されたのでした。
[収録:2014年7月18日 会津若松市長原仮設住宅にて]
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プロフィール
三遊亭遊雀
1988年に柳家権太楼へ入門、前座名は「さん太」。91年に二つ目に昇進し「三太楼」と改名した。01年9月に真打昇進。06年10月に落語芸術協会の三遊亭小遊三門下へ移籍し、これを機に「三遊亭遊雀」と名乗る。「船徳」「明烏」「初天神」など、古典落語を中心に演じている。特に「初天神」で父に飴をねだる金坊のかわいらしさ、小憎らしさには定評がある。旅と乗り物を趣味とし、落語を楽しんでもらうためなら日本のどこへでも嬉々として出かけて行く。平成18年度国立演芸場主催「花形演芸大賞」金賞受賞。本名・畠山太郎、1965年、千葉県生まれ。落語芸術協会所属。
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このアーティストの作品(全26件)
試聴 | タイトル | 出演者名 | 価格 |
---|---|---|---|
堪忍袋(平成26年版) |
三遊亭遊雀 | ¥509 | |
反対俥 |
三遊亭遊雀 | ¥550 | |
湯屋番 |
三遊亭遊雀 | ¥733 | |
宗論 |
三遊亭遊雀 | ¥550 | |
看板のピン |
三遊亭遊雀 | ¥550 |
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