講談・漫才
三味線あれこれ
価格:¥733
寄席気分たっぷり
【あらすじ】
端唄、小唄、俗曲…普段聞く機会の少ない粋な世界を、小円歌師匠が艶のあるのどと達者な三味線で披露してくれます。あいだにはさまれた楽屋の「高齢化社会」など、笑いもふんだんに盛り込まれます。そして昭和の名人たちの出囃子に聴き惚れ、最後に披露される「奴さん」。普段とは違う、ちょっとした贅沢を味わうことができます。
【聴きどころ】
今回の目玉は往年の名人たちの出囃子です。今では寄席でもなかなか聞けない、貴重なものもあり、名人の高座に上がる姿が彷彿として、落語好きにはたまりません。八代目桂文楽の「野崎」、五代目古今亭志ん生の「一丁あがり」、古今亭志ん朝の「老松」、先代林家三平「祭り囃子」など。昭和の寄席の気分たっぷりです。
【もうひとこと】
現代ではなかなかなじみのない、音曲の世界。お座敷から寄席まで、日本の芸能は、長唄をベースにした、こうした邦楽の伝統が支えています。興味深い下座音楽の世界を知るには杵屋佐之忠『黒御簾談話』(演劇出版社)をどうぞ。
[収録:2010年2月27日 フジテレビ目玉名人会(東京・台場)]
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プロフィール
三遊亭小円歌
1960年、東京は浅草出身。79年に三代目三遊亭圓歌にスカウトされ、翌年正式に入門。三遊亭あす歌の名で国立演芸場で三味線漫談の初講座を踏んだ。92年、戦後の色物では初めて、初代(寄席では)三遊亭小円歌を襲名。93年、国立花形演芸会金賞、94年に浅草演芸大賞新人賞を受賞。三味線漫談のほか、「かっぽれ」などの寄席踊りや、20本以上の扇を操る「松づくし」なども継承している。趣味はバレーボール、スポーツ観戦(野球、MLBなど)。
このアーティストの作品(全1件)
試聴 | タイトル | 出演者名 | 価格 |
---|---|---|---|
三味線あれこれ |
三遊亭小円歌 | ¥733 |
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