古典落語
いかけ屋
価格:¥550
子どもは判ってくれない(落語随談付き)
【あらすじ】
近所の悪ガキ連が集まって、道端で商売をする鋳掛け屋さんを見物しています。「さかんに火をおこしているがどういう目的かね」、「君は細君はあるのかね」だの、生意気な口をきいて、鋳掛け屋さんをからかって遊んでいます。そのあげくに今度はみんなでうなぎ屋に移動。店先でうなぎを焼いている主人は渋団扇で火を扇ぎながら、タレの瓶に指をつっこんだり、しゃもじを舐めたり、店先でケンカをしたりの大騒ぎの子どもたちを叱り飛ばします。商売どころではありません。
【聴きどころ】
今はほとんどなくなりましたが、鋳掛け屋さんや肥汲み屋さんなど、いろいろな商売をする人たちが町内に来たものです。鋳掛け屋さんは道ばたで金属を溶かして鍋釜の穴を修繕して歩いていました。昔の子どもたちは青っ洟を垂らしながら、大人の世界をのぞき込むように仕事ぶりを熱心に眺めていたものです。「三丁目の夕日」の世界そのままに、埃っぽい道ばたで、きれいな格好とは言い難い子どもたちが好奇心に目をきらきらさせているさまが目に浮かぶようです。
【もうひと言】
もとは上方の噺で、サゲも大人のやりとりがあるのですが、いつもは「けだるい」雰囲気の喜多八師匠、この噺では昭和の悪ガキどもがおとな達を翻弄するさまを元気いっぱいに再現して切りよくサゲています。
[収録:2008年1月19日 コア石響(東京・四谷)]
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プロフィール
柳家喜多八
学習院大学卒業後、1977年に柳家小三治に入門、前座名は「小より」。81年に二つ目となり、「小八」に改名、93年に真打昇進、喜多八と改名した。滑稽話から大作まで自在自在に操り、小三治の懐刀とも評される実力派。とぼけた、愛すべき雰囲気が持ち味だが、侍の描写など気品にあふれると評判が高い。とにもかくにも将来を嘱望される逸材の一人である。モットーは「清く、けだるく、美しく」。趣味はサイクリングに墓参、宝塚とバリエーション豊か。
本名・林寛史、1949年、東京都生まれ。落語協会所属。
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このアーティストの作品(全30件)
試聴 | タイトル | 出演者名 | 価格 |
---|---|---|---|
ラブレター |
柳家喜多八 | ¥550 | |
盃の殿様 |
柳家喜多八 | ¥733 | |
鰻の幇間 |
柳家喜多八 | ¥733 | |
百川 |
柳家喜多八 | ¥733 | |
火事息子 |
柳家喜多八 | ¥733 |
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