古典落語
孝行糖
価格:¥733
昔はこんな商売もありました。
【あらすじ】
オツムは弱いが母親を大事にしている与太郎サン、孝行の徳の褒美にお上から青差五貫文をいただいた。そのまま持たせたらただ遣っちまうと町内の者が知恵を出し、商売をさせることに。飴売りなら与太郎でもできるだろうと、派手な衣装(なり)をさせ鉦と太鼓で賑やかに、二十四考を取り入れて囃子も考えた。親孝行でいただいたお金が元手だから飴の名前は孝行糖。これが評判を呼んで雨の日も風の日も売り歩き、今日は水戸様の門前にさしかかったが、ここの門番の厳しさはだれでも知っている……。
【聴きどころ】
与太郎噺はいくつもありますが、ただ抜けているだけではおかしみが出ず、一所懸命になっているのにうまくいかないところが笑いにつながります。この演出が噺家の工夫のしどころなのです。本筋に入る前に話す枕は客を噺の雰囲気に引っ張り込むためのものですが、ここではずいぶん時間をかけていて、今はなくなったいろいろな物売りの様子を知ることができます。
【もうひと言】
二十四考は中国元の時代に選ばれ24人の孝行息子。昔の観客にとっては何とはなしにでも知っている話でした。与太郎が歌う囃しは「孝行糖の本来は、粳の小米に寒晒し、榧に銀杏、肉桂に丁子……老萊子といえる人……」と続きます。
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プロフィール
三代目三遊亭金馬
講釈師修行をしていた1913年に初代三遊亭圓歌にスカウトされて噺家に転身。三遊亭歌当、2代目三遊亭歌笑を経て、20年に三遊亭円洲で真打に昇進した。1926年に3代目三遊亭金馬を襲名。落語協会、芸術協会には属さず、フリーとして主に東宝名人会に出演し、多くのレコード吹き込みで人気を博した。NHK準専属などの放送でも活躍。持ちネタは、「目黒のさんま」「居酒屋」「堪忍袋」「孝行糖」などで、老若男女だれでも分かりやすい楷書のような落語と評された。釣り好き、世話好きは有名で、『浮世断語』、『江戸前つり師』などの著書もある。
本名・加藤専太郎、1894年、東京生まれ。1964年没、享年71。
このアーティストの作品(全4件)
試聴 | タイトル | 出演者名 | 価格 |
---|---|---|---|
孝行糖 |
三代目三遊亭金… | ¥733 | |
堪忍袋 |
三代目三遊亭金… | ¥733 | |
薮入り |
三代目三遊亭金… | ¥733 | |
居酒屋 |
三代目三遊亭金… | ¥733 |
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作品の聞き方
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