古典落語
試し酒
価格:¥733
見事な酔いっぷりに引き込まれる (落語随談付き)
【あらすじ】
大家の旦那、訪ねてきた近江屋に一献勧めますが、今日は帰りますという答え。そのかわり、近江屋のお供で来た下男の久造が大酒飲みだと聞いて、旦那と近江屋の二人が、久造が“五升”の酒を飲めるか賭けをすることになりました。飲めなかったら、自分の主人が散財しなければならないと聞いた久造、「ちょっくら考えさせてくれ」と青い顔をして表に飛び出していきますが、戻ってくると自信たっぷりに「飲ましてもらうべ!」。一升も入る大きな杯に酒を注いでやると、みるみるうちに飲み干してしまいます。
【聴きどころ】
最初は遠慮しつつ、しかし嬉しそうにお酒を飲み始める久造。酔ってくると田舎言葉もぞんざいになり、態度も大きくなるのがなんともおかしく、お酒好きの扇遊師匠ならではの見事な酔いっぷりにどんどん引き込まれてしまう、豪快で気持ちのいい噺です。
【もうひと言】
久造がひたすらお酒を飲む、というシンプルな噺ですが、旦那たちは酔っていないのですから、演じ分けが難しい噺でしょう。聞く者を最後まで飽きさせない力量が求められます。五代目柳家小さんの十八番でしたが、扇遊師匠は「小さん師匠を聞いてしまうと、できなくなってしまいそうだ」と楽屋で呟いていました。
〔収録:2007年6月8日 東京・Again〕
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プロフィール
入船亭扇遊
1972年に九代目入船亭扇橋に入門。前座名「扇ぽう」を名乗る。77年に二つ目昇進で「扇好」、85年に真打昇進で「扇遊」と改名した。淀みないしゃべりと明るく粋な芸風で、観客を江戸情緒の世界へと引き込む古典落語の名手である。表情豊かに艶っぽい女を見事に演じる。「携帯電話も持っていない古いタイプの人間」とは本人の談。得意ネタは「明鳥」「不動坊火焔」など。92年の「入船亭扇遊独演会」にて、文部省芸術祭賞を受賞。本名・岩田茂、1953年、静岡県生まれ。落語協会所属。
このアーティストの作品(全7件)
試聴 | タイトル | 出演者名 | 価格 |
---|---|---|---|
引越しの夢 |
入船亭扇遊 | ¥550 | |
道灌 |
入船亭扇遊 | ¥733 | |
尻餅 |
入船亭扇遊 | ¥550 | |
五人廻し |
入船亭扇遊 | ¥733 | |
試し酒 |
入船亭扇遊 | ¥733 |
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