平川克美 著者と語る　第十六回　ゲスト　島田潤一郎

「そのままのことをそのまま書く」ということ

隣町珈琲ブックレビュー対談 平川克美「著者と語る」第16弾！

今回は隣町珈琲の本『mal”02』の特集鼎談にもご出演いただいた、ひとり出版社 夏葉社の島田潤一郎さんをお迎えします。
昨年(2020年)平川克美が今年の3冊に選んだ島田潤一郎さんの『父と子の絆』
ひとり出版社・夏葉社を営みながら38歳で初めて父親となり、子どもがいる日々の暮らしと親の思いを丁寧に綴った珠玉のエッセイ。
今回平川克美が「無償の愛情が立ち上がり思わず涙がにじむ」と絶賛したこのエッセイ集を取り上げ島田さんとお話しします。
また、島田さんご自身にも迫ります。
未経験ながらひとり出版社を立ち上げるに至った島田さんご自身の人生について、こだわり抜いた本作りについて、「本を本当に求めている人」に届けるという島田さんの本作りの哲学、また、ひとり出版社、喫茶店経営という「小商い」を実践する二人。実際の小商いの実情や将来についてどう考えているのか…今回は幅広く話が展開しそうです。


・平川克美の「夏葉社」の本との出会い
・島田さんが出版社を立ち上げるに至った経緯
・最初に出版した『レンブラントの帽子』を応援してくれた人々
・「そのままのことをそのまま書く」ということ
・「父と子の絆」というタイトルのもとになったポールサイモンの曲「Mother and child reunion」について
・小田嶋隆を書き手として反省させた「父と子の絆」
・子どもを持って劇的に変わった生き方
・息子が本に没頭している姿を通して分かった本を読む意味
・島田さんが好きな岩田宏の詩集について
・ものを書いて生きていくということとは？ー書くのをやめた時
・平川克美が物書きとして影響を受けたひと
・Wordに落としてみるとわかる作家の凄さ
・なぜ夏葉社は地味で売れなさそうな本を出すのか？
・人生を支えてくれた古典の素晴らしさ
・息子さんへの思いと自分の役割、本の役割

【質問コーナー】
・書店への営業の心がけは？

等々

（この番組は2021年10月30日、隣町珈琲にて収録しました）

《携帯電話・スマートフォン（iPhone、Xperia等）、通信機能内蔵タブレット（iPad、GALAPAGOS等）、通信機能内蔵音楽プレーヤー（iPodTouch等）等へは「ダウンロード及び保存」はできません。お手数ですがパソコンでダウンロード後、お手持ちのデバイスへ同期頂き、お楽しみください。》

このアーティストの作品（全1件）

一覧を見る