広井良典×釈徹宗×平川克美「人口減少社会のゆくえ」

人口減少社会における、コミュニティーや労働、生き方とは？

21世紀末、人口が約半数になると言われる人口減少社会、日本。今まさに迎えているこの大転換期を私達はどのように捉え、 考え、適応し、生きて行けばよいのか？どこに「希望」を見出せるのか？

今回初登場！コミュニティや医療の分野にも詳しい広井良典先生、隣町の講座でもお馴染みの釈徹宗先生、店主平川克美の3人。
現代社会の抱える、少子化や晩婚化、これからのコミュニティのあり方から、人々の労働観、生き方まで、様々な側面から人口減少社会のゆくえについて語り合いました！
途中会場に偶然おられた仲野徹先生(大阪大学大学院・病理学教授)も緊急参戦！異色で多彩な語り合いをお楽しみください！


・定常と成長を繰り返してきた人類
・女性は本当に子どもを産まなくなったのか！？
・平均寿命が長くなり「こども期」の年齢も延びている
・ヨーロッパの非婚外子の増加の背景
・なぜ日本は晩婚化したのか
・人口が減少しているのに高度経済成長時の計画が未だに進んでいる現実
・定常型社会の文化的な創造性
・日本が短期間に高齢化した背後にある出生率の低さ
・都市化したのちに立ちあがるコミュニティへの人々の期待
・地縁や血縁ではない仏教の「無縁」という理想
・これからのコミュニティに関わる上で必要な「縁起の実践」と「空の実践」
・集団ではなく個人と個人がつながる新しいコミュニティの形
・コミュニティにおける思想性、宗教性の必要性
・消費者から生活者へ戻ろうとしている若者達
・「弱者」を中心に据えた社会のあり方
・移民について…「隣人」とどのように共生していくのか
・「敵であり、味方である」という成熟した考え方
・「鎮守の森構想」について
・大阪のゆくえ
・絶対移動しないお坊さん、寺への希望
・定常社会としての京都の特異性
・雇用は無くても仕事はあるというポデモスという動き
・持続可能な社会へ向けて「自然」という土台

たっぷりと語り合ったスペシャル鼎談。じっくりお聴きください。

（この番組は2018年7月19日、スクエア荏原にて収録しました）

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