古典落語
あくび指南
価格:¥733
果たして人はあくびを学べるのか?(落語随談付き)
【あらすじ】
稽古好きの男が今度通ってみようと思っているのが、あくびの指南所。そこでは師匠がお弟子さんにあくびのやり方を教えてくれるというのです。果たしてあくびなどというものを人から人へと教え伝えることができるのか? 落語ならではのシュールな設定の噺です。
【聴きどころ】
よく落語では「間」ということを言いますが、この『あくび指南』ほど「間」の難しさを感じさせる噺はありません。とりわけ実際にあくびの稽古をする場面では、噺家に「間」をとる技量がなければ、噺は滅茶苦茶になってしまいます。そこを雲助師は聞いている側に上手いということすら気づかせないほどの上手さで、お客を爆笑の渦の中に叩き込んでくれます。当代の噺家の演じる『あくび指南』の中でも雲助師の口演によるものはその白眉と言える出来となっています。
【もうひと言】
何と言ってもおかしいのは、「お湯屋のあくび」です。「あくび季では遅い春のあくびで、唸り、都々逸、あくび、念仏で終わります」ともっともらしい説明をした後に実際にやってみせるあくびの馬鹿馬鹿しさ。このくすぐりを入れるのは今はおそらく雲助師ぐらいのものでしょう。雲助師はこの型を師匠である先代の馬生師から教わったのだそうです。
[収録:2008年3月16日 お江戸日本橋亭(東京・三越前)]
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プロフィール
五街道雲助
下町本所の生まれで、幼少より寄席演芸になじむ。明治大学入学後、口下手を直すために落語研究会に入るが、2年で中退して1968年、10代目金原亭馬生に入門、前座名・駒七を名乗る。72年に二ツ目昇進、「五街道雲助」と改名した。「五街道雲助」は当代で6代目とするが、実は前代まで五海道、五開堂など表記がばらばらで代数がはっきりせず、名入り手ぬぐいをつくる際に師匠馬生が勝手に6代目と決めたとか。81年に真打昇進。古典落語の廓噺、圓朝噺を得意とし、怪談噺も評価が高い。
本名・若林恒夫。1948年、東京都生まれ、落語協会所属。
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このアーティストの作品(全11件)
試聴 | タイトル | 出演者名 | 価格 |
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五街道雲助「ラジオの街で逢いましょうプラス1」 |
五街道雲助 | ¥367 | |
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五街道雲助 | ¥733 | |
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五街道雲助 | ¥733 | |
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五街道雲助 | ¥733 |
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