古典落語
目黒のさんま
価格:¥733
旬のさんまを知らぬとはおいたわしい(落語随談付き)
【あらすじ】
秋の晴れた日、ある殿様、退屈しのぎに目黒に遠乗りと、いきなり馬に乗って駆けだします。あわてたのは家来たちです。途中落馬でもされてはえらいことと、馬に乗るのも間に合わず家来たちはあわてて駆け足で追いかける騒ぎ。やがて昼時、殿様もおなかが空きましたが、もちろん弁当など用意しておりません。その時、近くの民家からなんとも香ばしいにおいが漂ってきます。「この匂いはなんじゃ?」「さんまでござります。殿の口には合わない、下魚でござります」「かまわん、ここへ持て!」 旬の焼きたてのさんまです。いつものお上品な鯛とは違って、青空の下で食べるさんま、その美味しいことといったらありません。ところがすっかり平らげてご機嫌の殿様、家来から「さんまを食べたことはくれぐれもご内密に」と釘をさされてしまいます。さんまの味を忘れられない殿様ですが……。
【聴きどころ】
天下太平の世、殿様はのほほんとして世間知らず、それが町人の笑いのネタになります。どこか憎めない、育ちの良いまるで子供のような殿様に市馬師匠の泰然としておっとりとしたキャラクターと明朗な声がぴったりとはまっています。
【もうひと言】
最も有名な落語の一つでしょう。先代の金原亭馬生が有名でした。シンプルで、おおらかな噺ですが、演じ手を選ぶ、手ごわい噺でもあるのではないでしょうか。
[収録:2007年11月9日 コア石響(東京・四谷)]
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プロフィール
柳亭市馬
1961年生まれ、大分県緒方町出身。小学時代からの落語好きで高校時代に落語家を志す。1980年、柳家小さんに入門、小幸を名乗る。81年、「さん好」で二ツ目。93年、真打ちに昇進、4代目柳亭市馬を襲名。96年、国立劇場花形演芸大賞受賞。古典に取り組み、正統派の落語家として高い評価を得る、小さん最後の内弟子。ネタに関する由来やこぼれ話などに詳しく、落語関連の「雑学王」と呼ばれるほど。また、持ち前の美声で相撲甚句などを噺に入れる事も多い。本名は右藤泰幸。出囃子は「吾妻八景」。
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このアーティストの作品(全8件)
試聴 | タイトル | 出演者名 | 価格 |
---|---|---|---|
藪医者 |
柳亭市馬 | ¥550 | |
茶の湯 |
柳亭市馬 | ¥733 | |
二番煎じ |
柳亭市馬 | ¥733 | |
厄払い |
柳亭市馬 | ¥744 | |
蒟蒻問答 |
柳亭市馬 | ¥733 |
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