古典落語
ふぐ鍋
価格:¥733
ふぐは食いたし命は惜しし (落語随談付き)
【あらすじ】
旦那の家に出入りの男がご機嫌伺いにやってきました。一杯やっていけと旦那に言われて調子に乗って喋りまくり。すると旦那は火にかけてあった鍋のふたを取って、そろそろ食べごろだと勧めます。鍋には目がない太鼓持ち、「いい匂いだ、何の鍋ですか?」と聞くと「ふぐだ」という答え。顔色変えた太鼓持ちは「そうですか、あたしちょっと用事を思い出したので失礼します」、「おいおい」あわてて引き留める旦那さん、ふぐを食べたいけど毒が怖いので太鼓持ちで試すつもりなのです。「冗談じゃない」と太鼓持ちと旦那が言い合っているところへやってきたのが一人の乞食。しめたとばかり旦那は乞食にふぐをやって様子を見るのですが……。
【聴きどころ】
ふぐ鍋が出てくる前と後で、太鼓持ちと旦那のやりとりが微妙に変わってくるところがおかしい。男は口ではいくらでも旦那を持ち上げますが、世話になっているからといって命まで差し上げるわけにはいきません。両者が向き合い、いざふぐを食べる段になって、なんとか相手に先に食べさせようとする場面などついつい吹き出してしまいます。
【もうひと言】
もとは上方噺の『河豚汁』で、原話は十返舎一九と言いますから江戸後期からある噺です。二代目桂小南師がよく演じ、筋立てもほぼ同じです。幇間と旦那の関係を通して人間の業を描くという典型的な古典落語の型で、サゲもこれ以外には考えられないでしょう。
〔収録:2007年4月10日 東京・文鳥舎〕
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プロフィール
柳家一琴
1988年、柳家小三治に入門し「桂助」となる。92年に二つ目昇進、「横目家助平」と改名。01年に真打昇進。これを機に名を「柳家一琴」とする。毎年夏には自家用車で北海道まで北上しながら、落語の公演をあちこちで開催する巡業を行っている。独学で学んだ「紙切り」も得意であり、公演で披露することも多い。得意ネタに「夢見の八兵衛」「初天神」「平林」「目薬」「井戸の茶碗」「鼠穴」など。本名・竹田桂吾、1967年、大阪府生まれ。落語協会所属。
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試聴 | タイトル | 出演者名 | 価格 |
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そ〜しゃる大喜利 ー芸人VS視聴者大喜利バトル… 三遊亭多歌介プレゼンツ / ラジオデイズ版 #… |
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無料 | |
ふぐ鍋 |
柳家一琴 | ¥733 |
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