古典落語
子別れ
価格:¥733
夫婦を結ぶ、こども力。
【あらすじ】 大工の熊五郎は腕はいいのですが、酒癖が悪い上に女遊びもひどく、耐えかねた女房は四つになる息子をつれて家を出てしまいました。熊五郎は吉原の女を家に入れますが、その女とも別れ、すっかり目の覚めた熊五郎は酒もやめて真面目に働き、それから三年がたちます。ある日、ばったりと息子のかめに出くわします。よく聞けば、女房は女手ひとつで苦労してかめを育て、かめも男親がいないためにつらい目に遭っているようです。熊五郎は女房には内緒にすると約束して、かめに小遣いを渡してうなぎを食べに行く約束をします。ところが家に帰ったかめ、母親にお小遣いを見つかってしまいました……。
【聴きどころ】 決してお互いに嫌いでないのに、別れてしまった夫婦。いざまた出会っても、なかなか素直になれません。そんな大人のもどかしさをとび越えて、すんなりと元通りにしてしまう、かめの素直さ、屈託なさがこの噺の勘所。かめを間にはさんで、夫婦がお互いのことを気づかう後半の場面では、オーソドックスながらも、龍玉師匠独自の工夫が感じられます。大きな噺ですが、師匠のていねいな話しぶりが生きています。
【もうひと言】 もとは熊五郎の遊びから描かれる長い噺。前半も熊五郎のぐずぐずぶりが際立って面白いのですが、普通は後半が独立して「子は鎹」として演じられます。五街道雲助門の龍玉師匠。新たな亭号を継いで真打ち披露の真っ最中です。
[収録:2010年10月8日 お江戸日本橋亭(東京・三越前)]
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プロフィール
蜃気楼龍玉(五街道弥助改め)
1972年生まれ、埼玉県秩父市出身。1997年に五街道雲助に入門。前座名は「五街道のぼり」。2000年、「金原亭駒七」として二ツ目に昇進。同年、岡本マキ賞受賞。2005年、五街道弥助に改名。2010年、「三代目・蜃気楼龍玉」を襲名し、真打昇進。端正な古典落語を演じ、高座に上がったたたずまいの美しさと口跡が良く骨太な芸が評価されてきた。師匠・雲助の薫陶を受け、圓朝の長編人情噺にも取り組むなど、真摯な姿勢で落語と格闘しつづけている。出囃子は三下り箱根八里。落語協会所属。本名は加藤暢彦。
このアーティストの作品(全4件)
試聴 | タイトル | 出演者名 | 価格 |
---|---|---|---|
ぞろぞろ |
蜃気楼龍玉(五… | ¥733 | |
子別れ |
蜃気楼龍玉(五… | ¥733 | |
らくだ |
蜃気楼龍玉(五… | ¥367 | |
夏泥 |
蜃気楼龍玉(五… | ¥550 |
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