新作落語
ぜんざい公社
価格:¥733
すでに古典落語の風格(解説付き)
【あらすじ】
男が「ぜんざい公社」のチラシを見てぜんざいを食べたくなり、行ってみることにします。窓口で注文すると、そう簡単にはいきません。ぜんざいを食べるために住所、年齢、職業など記した書類を作らされますが、それは序の口、健康診断書を作るために診察を受け、お餅を入れるための認可証、お餅を焼くための火気使用許可証が必要です。ビルを上がったり下がったり、窓口をたらい回しにされた揚げ句、ぜんざい代二千円を要求されます。「もういやだっ」と断ると詐欺罪になると脅されます。不承不承金を払って食券をもらいます。食べるためには「別館」に行けといわれますが、なんとこの「別館」にたどりつくには東海道線に乗らなければなりません。
【聴きどころ】
悪名高きお役所仕事を揶揄する噺です。昭和の時代の噺なので、「公社」という言葉がちょっと古く感じますが、現在でも十分に楽しめる内容です。お役所の融通のきかなさは依然変わっていないのでしょう。ぼやきながらつまらなさそうにぜんざいを食べる男が桃太郎師匠の姿に重なります。バカバカしくもキュート♪な歌「キュッキュキュー」も歌われていて楽しめます。
【もうひと言】
新作噺ですが、定着していろいろな噺家さんが口演しているので、もはや古典といってもよいくらいです。もとは上方噺で、戦前に三代目桂文三がつくった「改良善哉」が工夫・改良され、今に至りました。
[収録:2008年12月17日 お江戸日本橋亭(東京・三越前)]
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プロフィール
昔昔亭桃太郎
1965年、5代目春風亭柳昇に入門し「昇太」となる。69年、二つ目に昇進して「笑橋」と改名。80年に「昔昔亭桃太郎」と改名して真打昇進を果たす。自身の出生や容姿を石原裕次郎と対比させる新作落語「裕次郎物語」が代表作。ふてぶてしさのなかにも愛嬌があり、高座に上がるだけでお客から笑みがこぼれる稀有な存在である。得意ネタは「金満家族」「結婚相談所」「裕次郎物語」「歌謡曲斬る」「ぜんざい公社」など。野球や政治にも精通し、夕刊紙にコラムを掲載している。本名・柳澤尚心、1945年、長野県生まれ。落語芸術協会所属、同協会理事。
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このアーティストの作品(全5件)
試聴 | タイトル | 出演者名 | 価格 |
---|---|---|---|
昔昔亭桃太郎「ラジオの街で逢いましょうプラス1… |
昔昔亭桃太郎 | ¥367 | |
ぜんざい公社 |
昔昔亭桃太郎 | ¥733 | |
受験家族 |
昔昔亭桃太郎 | ¥733 | |
裕次郎物語 |
昔昔亭桃太郎 | ¥733 | |
お見合い中 |
昔昔亭桃太郎 | ¥733 |
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