古典落語
金明竹
価格:¥733
津軽弁「金明竹」の登場!
【あらすじ】
親戚のおじさんの骨董店に預けられている与太郎は、なにをしてもとんちんかんで怒られてばかり。留守番をしている与太郎のところに、加賀屋佐吉方から来たという客が訪ねてきますが、妙な言葉を並べ立てて、与太郎にはまったく理解できません。あわてて奥にいたおばさんを呼びますが、おばさんもまったく理解できず戸惑うばかり。しかし与太郎の手前「わからない」とも言えず、口上を繰り返してもらい、なんとか聞き取ろうと努力しますが…。
【聴きどころ】
おなじみの「金明竹」。加賀屋佐吉方から来た客は上方の言葉で口上をのべるのが通常のパターンですが、なんと談笑師匠は津軽弁。与太郎でなくとも、まったく理解できません。与太郎は「北朝鮮のよくしゃべる人がきた!」と言ってますが、語尾が「しゅしゅしゅ」と聞こえて、フランス語のようでもあります。この噺、口上の難しさから前座さんの口慣らしみたいなところもありますが、談笑師匠のおかげで未知の言葉との遭遇を楽しめます。
【もうひと言】
古い噺で、前半は狂言に材をとって、十返舎一九が作ったものが落語になったもの(「骨皮」として独立していた)。後半の口上は、初代林家正蔵が天保年間に自ら作った「阿呆の口上」が原話で、ほとんど現行のものと同じです。ただ、前後がひとつにまとまったのは明治維新ごろだということです。今ほどメディアが普及していなかった頃は、上方の言葉も外国語のように聞こえていたことでしょう。
[収録:2009年10月23日 牛込箪笥区民ホール(東京・神楽坂)]
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プロフィール
立川談笑
1965年、東京都江東区北砂出身。早稲田大学法学部卒業後、92年に立川談志に入門、談生を名乗る。96年、二つ目になり6代目立川談笑を襲名。2005年に真打昇進。06年、国立演芸場の6月上席で、83年の落語協会脱会以後、立川流としては初定席を勤めた。テレビやラジオのレポーターとしても活躍中。代表作といわれる『シャブ浜』など、古典の改作を得意とし、おなじみの定番もただでは済まされぬ爆笑ネタに。独演会は常に完売の人気者である。出囃子は『野球拳』。
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このアーティストの作品(全43件)
試聴 | タイトル | 出演者名 | 価格 |
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シャブ浜 |
立川談笑 | ¥733 | |
立川談笑の 落語研究室 第24回《立川談笑!!》 |
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¥367 | |
立川談笑の 落語研究室 第23回〈一攫千金〉 |
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¥367 | |
立川談笑の 落語研究室 第22回「富久」 |
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¥367 | |
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¥367 |
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