だいまりこの「ゼロから学ぶ 街場の大学」第4回 ゲスト 鎌田東二（哲学者・宗教学者）

悲嘆とケアの神話論ー神話のメッセージを考える

「未来に残したい授業」シリーズの編集者のだいまりこさんの新トークシリーズ第4弾！
だいさんが今「聞きたい、話したい、考えたい」と思ったゲストをお招きし、徹底的にお話を伺う対談イベント。

第4回は哲学者・宗教学者の鎌田東二さん！

昨年の暮れにがんの告知を受け療養をされていた宗教哲学者の鎌田東二さん。
この闘病の間鎌田さんがまとめられたのが、『悲嘆とケアの神話論ー須佐之男と大国主』（春秋社、2023年5月16日刊予定）です。
今回のイベントでは日本神話を中心に、神話がどのような生存のメッセージを発しているかを考え、対話してみたいと思います。

「むすひ」、「修理固成」、「まつり」、「うた」が、日本神話が根源的に発しているメッセージと考えているそうですが、それがどのような意味を持つのかを掘り下げたいと思います。
生のエネルギーを感じられる時間になるかと思います。どうぞお聞きください！


●だいまりこのYoutubeチャンネル
「未来に残したい授業」
https://www.youtube.com/channel/UCHTiWt4evGgqnf_klyH0LcQ



・神話における悲しみを体現しているスサノオと大国主命
・イザナミからスサノオ、大国主命からヤマトタケルへ伝わる「悲しみ」の系譜
・母の不在の悲しみに荒れるスサノオ
・古事記における神々の誕生ー身体を持ったイザナギとイザナミ
・カグツチの悲しみと怒りを引き受けているスサノオ
・スサノオが思い泣き続けた「母」という存在について
・大国主の物語と「国譲り」について
・助けられる受動的な大国主という存在
・出雲大社に伝わる三種の神器について
・神話における「むすひ」という生成の力
・「むすひ」と「無常」の関係
・人間の「自己治癒力」と「むすひ」のつながり

などなど

※ この番組は2022年4月29日に隣町珈琲にて収録しました。

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