現代の「資本論」 生き延びるための哲学 第二回（全巻セット）

第二回「剰余価値」～絶対的剰余価値と相対的剰余価値～

白井聡先生隣町珈琲に初登場！

今改めて注目を集めるマルクスの「資本論」。
資本主義、貨幣、新自由主義、自己責任、ブラック企業、過労死、格差貧困、、現代、私たちは様々な問題を抱える社会に生きています。
私たちはただ生きているだけなのに、なぜこんなにも時間的にも経済的にも追われながら生きているのか。なぜ自己啓発本を何冊よんでも救われず、疎外されてしまうのか。これらの問題に解決策はないのか？
今回、今再び注目の集まる「資本論」をこの移行期的混乱の現代において捉え直し、どう活かしたらいいのか、白井聡先生にご講義いただきながら一緒に考えていきます。
私たちが現代を生き延びるための哲学を模索していきます。

第二回「剰余価値」～絶対的剰余価値と相対的剰余価値～

・品川駅のひどいタクシー乗り場と地下のリニア建設から考える「有用性」と「価値」
・前回の復習から〜資本制社会とは？
・資本主義を成り立たせる「労働力と土地の商品化」ー商品による商品の生産の高まり
・教育を商品化する事で生まれる教育の受益者としての「消費者」
・資本が増えるということは⁉︎ー「剰余価値」について
・AIによって私たちの労働は無くなるのか⁉︎/テクノロジーの進歩がなぜ私たちの労働を楽にさせないのか。
・商品の「使用価値」「交換価値」について
・労働の二重性「抽象的人間労働」「具体的有用労働」
・剰余価値を生み出す運動「G-W-G'」
・剰余価値が生まれるところはどこ！？
・奴隷制と資本制の労働/資本制の労働はマーブルケーキ状
・「絶対的剰余価値」と「相対的剰余価値」「特別剰余価値」について
・なぜ「資本制社会」はダイナミックなのか？ /絶えざるイノベーション競争を生み出す仕組み
・フォーディズム型資本主義からネオリベラリズム型資本主義へ
・ポスト・フォーディズムのイデオローグたち/資本主義の矛盾に答えられない現実
・相対的剰余価値の生産の行き詰まりと絶対的剰余価値への回帰
などなど

※ 本音源は2019年6月7日に収録したものを編集しております。
※ 付属のPDFは音源と併せてご覧ください

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