古典落語
青の別れ
塩原多助一代記 前半
価格:¥733
大円朝の代表作を、志ん生節で聴く贅沢!
【あらすじ】
塩原角右衛門は上州沼田の小川村で三百石の田地を持つ大分限。後添いの妻おかめ、その娘おえいを養子の多助と添わせ何不自由なく暮していましたが、角右衛門が亡くなると様子が一変します。ある日、角右衛門の墓参りの帰りにおかめとおえいが暴漢に襲われ、原丹治・丹三郎という武士の親子に助けられるのですが、それが縁となっておかめと丹治、おえいと丹三郎の男女の仲が怪しくなります。色と欲に目がくらんだ彼らは、いずれ塩原の主人となる若い多助を追い出そうとやっきになって、とうとう多助を殺そうと企む始末。間一髪のところで多助の命を救った者は……。
【聴きどころ】
人間の色と金へのどうしようもない欲望がじわじわとあぶり出されてくるような噺。ですが志ん生は、素朴な田舎者の多助の、根っからの善人という感じをよく出していて重苦しさがありません。愛馬・青の心の声を演じるくだりなど、会場から笑いが出ています。また志ん生は講釈の名人・小金井蘆洲の弟子でもあり、ところどころに講釈師ふうの言い回しが聴けるのも楽しみの一つです。
【もうひと言】
三遊亭円朝の代表作『塩原多助一代記』からの抜き語り。実在した人物の“立志伝”として作られた長い人情噺で、歌舞伎や講談にも移され、明治の教科書にも載った有名な噺です。いくつかの場面に分割されており、それぞれ独立した噺としても楽しめます。とくにこの『青の別れ』は、六代目三遊亭円生師もよく演じた人気のある場面です。
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プロフィール
五代目古今亭志ん生
1907年、橘家円喬に入門、10年に2代目三遊亭小円朝門下で朝太と名乗り、16年ごろ、三遊亭円菊の名で二ツ目に昇進、馬生門に移って24年に金原亭馬きんで真打ちに昇進した。その後、講釈師・3代目芦州門下に入るが、落語に戻って柳家三語楼門下となり、34年に7代目金原亭馬生を経て、39年に5代目古今亭志ん生を襲名した。持ちネタは「火焔太鼓」「らくだ」「三枚起請」「唐茄子屋政談」など豊富。壮年期までの貧乏生活経験が生んだ軽妙洒脱さと、生来の鋭い美意識が合わさった天衣無縫の芸風で絶大な人気を誇り、現在でも最も多く音源が発売されている、落語家の代名詞的存在。57年~63年まで落語協会会長。61年に脳出血で倒れ、68年以降は高座に出なかった。著書に自伝『なめくじ艦隊』『びんぼう自慢』がある。長男は10代目金原亭馬生(1928~82)、次男は古今亭志ん朝(1938~2001)。
本名・美濃部孝蔵。1890年、東京生まれ。1973年没、享年83。
このアーティストの作品(全23件)
試聴 | タイトル | 出演者名 | 価格 |
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げに怖ろしきは人情かな 古今亭志ん生 古典落語選(3) |
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¥2,200 | |
江戸の困ったさんたち大集合 古今亭志ん生 古典落語選(1) |
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¥2,932 | |
江戸の人情ここにあり 古今亭志ん生 古典落語選(2) |
|
¥2,200 | |
寝床 |
五代目古今亭志… | ¥733 | |
抜け雀 |
五代目古今亭志… | ¥733 |
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