春日武彦×平川克美「無意味でいいじゃないか。」2022年11月号

「天才と狂気」

精神科医であり、作家でもある春日武彦さんと平川克美のシリーズ対談！
喫茶店の店主と作家でもある精神科医との日常の些細な「無意味」な出来事から、事件、災害、政変など社会や文化、文学など幅広い分野にわたる語り合い。

今回のテーマは「天才と狂気」

時に社会を逸脱してしまうような「狂気」を抱えているにもかかわらず、歴史に残る名作や社会を変えるような偉業を成し遂げる「天才」。
古今東西、作家、芸術家、科学者など数々の天才が、その天才性ゆえに多くの精神的な病やその苦悩を抱えてきました。
なぜ、天才的な偉業を成し遂げる彼らは、その代償とも言える「狂気」を抱えてしまうのか？また、狂気がなければその天才的な能力は発揮できないのか？…

今回は作家・文学者でもあり精神科医でもある春日武彦さんと、
なんと、特別ゲストとして同じく精神科医で最近はミュージシャンとしても精力的に創作活動される名越康文さんをお迎えして、
天才と狂気との関係、また創造性と狂気の関係などなど、お二人の創作活動も含めてたっぷり平川克美と語り合っていきます。

果たして今回はどんな話が展開するのか。ぜひお楽しみください。

・精神科医の両巨頭が登場
・春日武彦・名越康文はどうして精神科医になったのか
・春日さんにとって精神科医は天職
・むかし名越さんは宗教にかぶれていた？
・フロイト的精神療法は流行らない
・前回話した生物多様性について
・天才とは原始脳が残っている状態のことか
・これまで天才に会ったことはあるか
・夏目漱石は天才か
・QUEENの音楽について
・The Ventures・The Beatles・PPMの嗜好の違い
・家族から見れば「天才」はただの「だらしない親父」に過ぎない

などなど

喫茶店の店主と作家でもある精神科医との幅広い分野にわたる語り合いをぜひお楽しみください。

※ この番組は2022年11月12日に隣町珈琲にて収録しました。

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