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ラジオの街で逢いましょう
ラジオ番組「ラジオの街で逢いましょう」
第156回 アートの未来を占う見本市
ゲスト 辛美沙
パーソナリティ 菊地史彦
アシスタント 五十川藍子
辛美沙さんは、1日1万人以上の観客を集める美術品見本市「アートフェア東京」の中心人物。これまでも森美術館や横浜トリエンナーレの運営を中枢で支えながら、日本のアート市場を育てる活動に尽力してきました。「アートは敷居が高い」という先入観をなくす方策は? 資金難の日本美術界に熱い視線を注ぐ意外な人たちとは? 私たちに必要なのは、アートが工芸ではなく哲学であると理解すること。裏話が満載の本音トークで、アートの現在がよくわかる30分です。
同日プラス1(http://www.radiodays.jp/item/show/200356)として収録した部分は、辛さんの原点でもあるニューヨークの話題から。世界的なアートの街となった背景には、見習うべき社会制度や精神風土がありました。美術品収集を始める動機は不純でも結構。日本の歴史を振り返れば、茶の湯も究極の見せびらかし文化なのです。
若手の作品なら数千円で入手可能であることを教えてくれる辛さん。日本をアート大国にするには、市民が作品を購入するのが近道。現代アートの世界がぐっと身近に感じられる話題がいっぱいです。
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