大介護時代　― それぞれの生き方 ― （全巻セット）

2002年から訪問介護に医療を取り入れた草の根運動「進化する介護」研修会を全国展開し、ヘルパーによる医療的ケアと看取りの基盤をつくった。2004年ケアサポートモモを設立し、在宅人工呼吸器利用者に24時間365日の介護派遣事業を起業。同年、立命館大学大学院に進み立岩真也氏に師事。
『逝かない身体』（医学書院刊）で2010年6月第４１回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。
尊厳死法制化の波が押し寄せた2012年8月、平川克美氏、全国障害者自立生活運動の 創始者のおひとりである中西正司氏らと「尊厳死の法制化を認めない市民の会」を立ち上げ、研究集会等を行った。

川口有美子の書評ブログ　http://booklog.kinokuniya.co.jp/kawaguchi/

Twitter @ajisun1208

昭和45年静岡県生れ。大阪大学大学院文学研究科修了。博士（文学）。民俗学専攻。
現在は、静岡県東部地区の特別養護老人ホームという介護の現場で
介護職員と昔語りコーディネーターを兼任。「介護民俗学」を提唱している。
著書『神、人を喰う―人身御供の民俗学―』(新曜社)で第25回サントリー学芸賞受賞。

“いけにえ”や“焼畑”というテーマを中心に、自然のなかで生きる人の営みについて考える。
また、学生とともに民俗映像の制作を行うことを通して、若い世代が伝統や民俗にかかわって
いくための新たな可能性を模索している。
主な映像作品は『牛房野のカノカブ』など。

1971年神戸市生まれ。
2006年よりフリーランスのライター、エディターとして独立。
著書『人生最後のご馳走　淀川キリスト教病院ホスピス・子どもホスピス病院のリクエスト食』が話題に。『西加奈子と地元の本屋』の編集もおこなう。