六　花沢健吾の巻（全巻セット）

1.なぜゾンビ？　なぜ三谷幸喜？
単行本第一巻のほとんどを主人公の日常描写についやしたのは、すべて11話目の衝撃を演出するためだったのか？　町山さんも驚愕した『アイアムアヒーロー』第11話の内容とは。

2.『ルサンチマン』の現実と非現実
どうして女性キャラの鼻の下にわざわざ鼻くそみたいなホクロをつけるのか？　バーチャルリアリティの物語でありながら、なにもかも都合よく進まないのが花沢漫画のリアリティ。

3.かわいい性悪女「ちはる」は実在した！
『ボーイズ・オン・ザ・ラン』の「ちはる」がどうしても創作だとは思えないという町山さんの追求に、ついに花沢さんもしぶしぶその実在を認めます。ヒロイン「花ちゃん」を食ってしまった、ちはるの魅力とは？

4.『アイアムアヒーロー』で漫画界へ宣戦布告
『アイアムアヒーロー』を「とにかくすごい漫画」と評する町山さん。そこには『デビルマン』や『あしたのジョー』を読んだときと同じ感覚があるといいます。そして花沢健吾さんの考える百年後にも読まれ続ける漫画とは？

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