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隣町珈琲連続講座

安田登の「古典から読む未来」第7回 (セット)

安田登(能楽師) 山本貴光(文筆家・ゲーム作家)

価格:¥550

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安田登の「古典から読む未来」第7回 (音源)

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安田登の「古典から読む未来」第7回 (資料)

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第7回 芭蕉と俳諧的生活

現代まで残され読まれつづけてきた「古典」作品に広く焦点を当て、そこから現代を生き抜く知恵や「未来」そのものを見通し、考え浮き彫りにしようという能楽師・安田登さんの意欲的講座です。
各回、古典のテーマに相応しい、スペシャルゲストをお迎えし、そのテーマについて深く広く考え能楽師・安田登さんと存分に語り合っていきます。
安田さんは今回の講座について、「現代の賢者たちと「古典」を読みながら「未来」を考えていこうという講座です。長い歴史の中で、消えて行った無数の文献。その中で現代まで生き残った奇跡的な「古典」。古典の中には万古不変の智慧が残されています。その智慧を賢者の目で探し出し、未來を読んでいきます。」とコメントされています。

第7回では『おくのほそ道』と『鶉衣(うずらごろも)』を取り上げます。
ゲストは文筆家・ゲーム作家の山本貴光さん。
フィクション的な要素も多いという松尾芭蕉の『おくのほそ道』
今回はゲーム作家の山本貴光をお迎えし「TRPG」という観点から読み解きます。
また本来ユーモラスな要素もある「俳諧」を俳文集『鶉衣(うずらごろも)』から取り上げます。

【安田登さんによる第7回講座へのコメント】
今回のテーマは松尾芭蕉と俳諧的生活です。芭蕉といえば『おくのほそ道』。本書は江戸から歩き始めて東北を廻り、そして大垣に至る長途の旅の記録ですが、しかしこれは純粋な意味での旅行記ではありません。フィクション的要素も多い。しかも本書は、芭蕉と一緒に「おくのほそ道」の旅を追体験しながら、さまざまな出来事と出会いながら、自分自身も変容していくというロールプレイング・ゲーム(TRPG)のゲーム・ブックです。そして、それを解くキューは「能」にある。前半では、ゲーム作家で著述家でもある山本貴光さんとともにTRPGとしての『おくのほそ道』を読み解きます。また、芭蕉は俳諧師。俳諧の「俳」はふたりでするお笑い、「諧」はみんなでするお笑い。俳諧師とはユーモアと「和」によって現実生活を読み直そうとする人たち。『おくのほそ道』の現実生活応用版です。そんな風に書かれた江戸時代の俳文集『鶉衣(うずらごろも)』を後半では読んでいきます。息が詰まる世の中。文学的なお笑いで読み直しましょう。

・TRPG(テーブルトークロールプレイングゲーム)とは
・『おくのほそ道』をTRPGのルールブックとして遊ぶ
・『おくのほそ道』は芭蕉が生きている間に出版されなかった
・芭蕉の旅と能「梅枝」の関係
・『おくのほそ道』における芭蕉はTRPGのゲームマスターの位置だった
・『おくのほそ道』に書かれた五・七・五の句は俳句ではない
・TRPG『おくのほそ道』の最終目的は義経の鎮魂
・「那須」をTRPGとして実際に読む
・近年のTRPGがまた人気になっている/ゲームのルールを考えてみることについて
・実際に俳句を作ってみる/俳句の面白さは断絶
・鎮魂の旅からかろみの旅へ
・かつて夢は共有財産だった

などなど
ぜひお楽しみください!

※ 本音源は2023年5月11日に収録したものを編集しております。
※付属のPDFは音源と併せてご覧ください。
※一部音声に聞きづらい点がございます。あらかじめご了承ください。


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安田登(やすだのぼる)

能楽師

1956年千葉県⽣まれ。下掛宝⽣流ワキ⽅能楽師。元ロルファー。
⾼校時代、⿇雀をきっかけに甲⾻⽂字と中国古代哲学への関⼼に⽬覚める。⾼校教師時代に能と出会う。ワキ⽅の重鎮、鏑⽊岑男師の謡に衝撃を受け、27歳で⼊⾨。
現在は、能楽師のワキ⽅として国内外を問わず活躍するかたわら、
『論語』などを学ぶ寺⼦屋「遊学塾」を東京を中⼼に全国各地で開催。⽇本と中国の古典の “⾝体性”を読み直す試みも継続。
能のメソッドを使った作品の創作、演出、出演も⾏なう。
隣町珈琲でも「論語と⾝体」「古事記から探る⽇本⼈の古層」シリーズなど連続講座を多数開催。

主な著作
『能に学ぶ身体技法』 (2005)
『身体感覚で「論語」を読みなおす。―古代中国の文字から』 (2009)
『身体能力を高める「和の所作」』 (2010)
『身体感覚で「芭蕉」を読みなおす。』(2012)
『体と心がラクになる「和」のウォーキング』(2012)
『不安や緊張を力に変える心身コントロール術』(2017)
『野の古典』(2020)
『見えないものを探す旅』(2021)
『三流のすすめ』(2021)
『古典を読んだら、悩みが消えた。』(2022)
『魔法のほね』(2022)
など多数。

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山本貴光(やまもとたかみつ)

文筆家・ゲーム作家

コーエーでのゲーム開発を経てフリーランス。著書に『マルジナリアでつかまえて』(全2巻、本の雑誌社)、『記憶のデザイン』(筑摩書房)、『文学問題(F+f)+』(幻戯書房)、『「百学連環」を読む』(三省堂)他。共著に『人文的、あまりに人文的』(吉川浩満と共著、筑摩書房)、『高校生のためのゲームで考える人工知能』(三宅陽一郎と、筑摩書房)他。現在、東京工業大学リベラルアーツ研究教育院で哲学を担当中。

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