第7回ゲストは東京外語大学大学院 教授の伊勢崎賢治さん
岡田憲治先生(専修大学法学部教授・政治学者)新シリーズ始動!
今回の新シリーズでは岡田先生がコーディネーターとして毎回、気になることや気になるテーマを、気になるゲストをお呼びして、聞いてみようという、その名の通り「それ、ちょっと聞いてみよう!」という知的好奇心くすぐる連続対談!
待望の第7回ゲストは、
アフリカでの開発援助、東チモールで国連PKO暫定行政府の県知事、また国連PKO幹部や日本政府特別代表としてシエラレオネやアフガニスタンでの武装解除、内戦の終結へ向けて多大な貢献をされた「紛争解決請負人」伊勢崎賢治さん!
自民党安倍総理の年頭での発言にもみられる近年の「改憲」への動き。その中でも一番話題になり議論が分かれる「9条」をめぐる問題。
今回は今加速する改憲への動きの中、国際紛争の現場と日本の法整備の矛盾を肌で知る、伊勢崎賢治さんをお招きして、いま一度この「9条」や憲法解釈の問題、また軍隊として責任の取れない自衛隊の問題、国際法や整備の追いつかない国内法の問題などを考えていきます。
「デモクラシーの岩床」を探るシリーズ対談!
今回も必見です!皆さまのお聞きください!
・伊勢崎賢治さんご登場です
・契機となった建築家として関わったインドでの部落解放運動の援助活動
・伊勢崎賢治が家族と経験した「戦争」体験/岡田憲治の安全保障を考える根底の認識
・憲法9条の理念の実行を阻む国際人権法との齟齬/憲法9条2項の英原文「war potential 」が日本語に訳されていない事実
・軍隊の存在を否定するという目標設定に整合するような憲法解釈をしてきた戦後の憲法学者
・9条における自衛隊と国家の自衛権を正当化するために13条を根拠とすることの危うさ/護憲派の憲法学者と現内閣が一致する解釈の点
・なぜ「自国民の人権の守る」ために国家が武力の行使をしてはいけないのか?
・戦争の概念の拡大と国際人道法の発展と進化について/国際刑事裁判所ローマ規定の誕生と批准したのに国内法を整備ができていない日本
・日本が「人権国家」人権先進国であるべき理由
・辺野古の基地問題について
・軍隊として責任が取れない自衛隊/軍として使えない自衛隊がなぜ軍拡化しているのか
・今伊勢崎賢治さんが作っている国際人道法、国際人権法に対応する画期的な国内法について
[質問コーナー]
・伊勢崎賢治さんだったら憲法9条をどう変える?
などなど
岡田先生の「デモクラシーの岩床」を探る対談、ぜひお楽しみください!
※ 本音源は2020年3月2日に隣町珈琲で収録したものを編集しております。
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