「絶望への向き合い方」とは？
YouTube「未来に残したい授業」シリーズの編集者のだいまりこさんのトークシリーズ「街場の大学」 。
今回は特別編として内田樹さんと春日武彦さんをお迎えします。
人は絶望の渦に飲み込まれた時、そこから抜け出せそうになく生きるのがつらくなった時、どのように自分自身を見つめ、乗り越えればよいのでしょうか？
9月1日という新学期を迎える日に子ども達の自殺が最も多くなると言われます。絶望を抱えるのは大人も子どもも同じです。
今回、隣町珈琲でもイベントを開催している、だいまりこさんの著書『９月１日の君へー明日を迎えるためのメッセージ』（教育評論社）が発刊されます。子ども達の死を食い止めたいという願いが込められたこの本の発刊を記念して、今回内田樹さんと春日武彦さんをお迎えし特別鼎談を開催します。
余生を生きる感覚や、暖かいところへ行ってレイドバックな気分になること、儀礼戒律さえきちんと守っていれば神からの承認を実感できる宗教共同体に帰属すること、などを本書でも提案されている内田樹さん。『こころの違和感診察室』（河出新書）の中で、そのような状態の時は、物事を認識する態度が妙に単純化してしまっている点を指摘している春日武彦さん。
今回はお二方を迎えて「絶望への向き合い方」というテーマで子ども達や若者の死の問題について考えます。
どうぞお聞きください！
●だいまりこのYoutubeチャンネル
「未来に残したい授業」
https://www.youtube.com/channel/UCHTiWt4evGgqnf_klyH0LcQ
・宗教は「絶望」への救いになり得るのか？
・ブルドックソースの蓋がお守りだった春日先生
・大きなものに守られている内田先生
・半分信じて半分信じている自分を見ることの大切さ
・「秘密」を持ってることが人を救う可能性
・人にとっての「居場所」とは何なのか？
・自殺したくなる人に共通して持っている「違和感」
・春日先生が産婦人科医が耐えられなくなった理由
・生得的な希死念慮を抱える人々の存在
・精神病院の患者間の独自の経済体制
・精神疾患や認知症の治療における家族間の風通しを良くするということ
・援助者にとって「待つ」ことの効用
・精神科医春日武彦、内田樹を診断する
・精神が病む三大原因
・内田先生の無根拠の自信はどこから？
・教育は「温室」であるべき理由
などなど
※ この番組は2022年9月12日に隣町珈琲にて収録しました。
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