第3回目のゲストは熊本市議会議員 緒方ゆうかさん
岡田憲治先生(専修大学法学部教授・政治学者)新シリーズ始動!
今回の新シリーズでは岡田先生がコーディネーターとして毎回、気になることや気になるテーマを、気になるゲストをお呼びして、聞いてみようという、その名の通り「それ、ちょっと聞いてみよう!」という知的好奇心くすぐる連続対談!
第3回目のゲストは、
2017年熊本市議会で議場に生後7ヶ月の長男を連れて参加しようとし議会から認められず、その後処分を受け、その事が国際的にも報じられ、大きな議論を巻き起こした熊本市議会の緒方ゆうか議員をお迎えします。
いまこの社会で女性が「子育てと仕事を両立させる」ことの難しさ、厳しさを沢山の子育て世代の人達から、また自身も子どもが生まれ育てる中で痛感してきた緒方議員。
議会とのやり取りの中で、出産・子育てをすることを「自己責任」「個人的な問題」として片付けられてしまうことに疑問を感じ、子育て世代の代弁者として、議会の古い慣わしや、子育てのしやすい社会の実現に向けて今もなお戦い続けています。
その思いや経緯、また今何を考え、どのような取り組みをしているのかなど、「デモクラシーの岩床」を探るべく政治学者 岡田憲治がたっぷり迫ります!
・緒方ゆうかさんについて/何故国連から「熊本」へ戻り市議会議員へ?
・基盤のない中市議会議員に立候補/選挙のやり方を本で学ぶ
・世界や日本中で報道された議場に赤ちゃんを連れて参加した件、真意について
・権威主義的な熊本市議会/他議員の批判や「議員のくせに妊娠するとは何事か」という言葉
・なぜ緒方議員は1人会派にこだわるのか?/ディシジョンメイキングにおいて仲間づくりは必要であるが…
・市民と直接繋がるためにしていること/一番変えるのが難しい議会運営
・緒方議員からのメッセージ/自らが考えて判断する自治の大切さ
・子育てママが抱える苦労/「頑張れ」というより「頑張るな」と言う方が難しい
・緒方さんが問う二つの質問「なぜ働くのか?」「なぜ生きるのか?」
【質問コーナー】
・赤ちゃんポストはいまどうなってる?
・今のメディア状況についての考え、またSNSを使った仲間の連帯について
・実際議員になってみての所感について/チャーチルの言葉から受けた影響
・子育て、議員など優先順位は?
・子育て支援を目指してはいるが…実際の熊本市議会
などなど
岡田先生の「デモクラシーの岩床」を探る対談、ぜひお楽しみください!
※ 本音源は2019年7月30日に隣町珈琲で収録したものを編集しております。
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