現代の「資本論」 生き延びるための哲学 第一回（全巻セット）

白井聡先生新講座！第一回「包摂」～資本制社会と人間～

白井聡先生隣町珈琲に初登場！

今改めて注目を集めるマルクスの「資本論」。
資本主義、貨幣、新自由主義、自己責任、ブラック企業、過労死、格差貧困、、現代、私たちは様々な問題を抱える社会に生きています。
私たちはただ生きているだけなのに、なぜこんなにも時間的にも経済的にも追われながら生きているのか。なぜ自己啓発本を何冊よんでも救われず、疎外されてしまうのか。これらの問題に解決策はないのか？
今回、今再び注目の集まる「資本論」をこの移行期的混乱の現代において捉え直し、どう活かしたらいいのか、白井聡先生にご講義いただきながら一緒に考えていきます。
私たちが現代を生き延びるための哲学を模索していきます。

第一回「包摂」～資本制社会と人間～

・なぜ白井聡は「資本論」の講座をやろうと思ったか
・資本主義を乗り越え、生き延びるために
・電車の中で見た生き延びるために「資本論」のを読む若者の姿
・「資本制社会」とは？
・ヘーゲルの云う「自由」と「理性」の達成へ向けての世界史的闘争、そして歴史の終わり
・資本主義はいつ生まれたのか？/「商品経済」だからといって果たして資本主義なのか？
・「商品による商品の生産」とは？
・「富」と「商品」の使い方の違い/マルクスによるアダムスミスへの批判「富と商品はイコールではない」
・「商品」とは一体どこで生まれるのか？/共同体的しがらみではなく「商品交換」の世界を求めた人々
・キャッシュレス化により消える商品交換の「匿名性」崩れる資本主義の原理
・「新自由主義」により再び生まれた階級社会/
・寅さんが抱える階級上昇への憧れと後ろめたさを理解できない現代人
・現代人の中から消えた労働者階級の誇りと豊かさへ憧れという矛盾
・「形式的包摂」から「実質的包摂」へ/肉体から始まり魂(感性)をも「包摂」していく資本主義の価値観
などなど

※ 本音源は2019年4月12日に収録したものを編集しております。
※ 付属のPDFは音源と併せてご覧ください

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