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ラジオの街で逢いましょう 第280回
平松ラジオ 観察映画は“驚天動地”の世界(全巻セット)
価格:¥367
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ドキュメンタリーのリアリティとは何か
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想田さんの観察映画には、音楽もナレーションもない。台本もない。「あらかじめ台本があって、そのとおりの映像を撮っていくテレビ・ドキュメンタリー」のあり方に疑問を感じたことがきっかけだと言う。つまり、ドキュメンタリーはノンフィクションではないということ。作り手がこの場面に合っていると思う音楽が流れ、「ここで起こっていることはこういうことだ」と解釈し言語化したナレーションが語られている。見る側の私たちはついついそれを、真実だと受け取っている。
ドキュメンタリーのリアリティとは何か。想田さんは、頭で想像できることを超えた出来事が目の前で起きる時に、その対象を無性に撮りたくなる生理が働くという。じぶんの世界観をガラガラと崩してくれるような、“驚天動地”の体験・出来事・人物。これらをひたすら観察してカメラに収め、そのまま伝えたくなると言う。
平松氏が想田さんの作品に触れた時の感想を語る。「徹底して余計なものを排除した“態度”によって出来上がった作品に触れた時、ぼくは思わず映画の中で何が起こっているのか激しく知りたくなり、それを探しに映画の中に出かけて行った」。
こうした想田さんの徹底した「そぎ落とし」の手法を、演劇の表現において長い間実験を繰り返し、深めてきた存在がいる。平田オリザ氏と青年団。想田さんは彼らのいくつかの作品の上演までの過程を、300時間を超える撮影で追い6時間弱の作品に編集した。近々公開される『演劇1』『演劇2』のエピソードの数々も紹介。
今回の制作を通し想田さんは、劇団という人間集団のありかたが、この時代にとても必要とされているのではないかと語る。では、わたしたちはこの社会でこれから、人とどんなふうに共に生きていくことができるのだろう。映画は、想田さんのこの問いに対する答えそのものでもあるようだ
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想田和弘(そうだかずひろ)
1970年栃木県生まれ。ドキュメンタリー映画監督。ジャーナリスト。アメリカNY在住。東京大学卒業後、NYに渡る。スクール・オブ・ビジュアル・アーツ在学中には数々の賞を受賞するが、劇映画のオファーはなく、NHKのドキュメンタリー番組などを数々制作する。
その後、フレデリック・ワイズマン監督の影響を受け、音楽、ナレーションを挿入しない観察映画と呼ぶドキュメンタリー映画を手がけるようになる。
第一弾は、大学の同級生が川崎市議会の補欠選挙に自民党公認で出馬すると知って急遽制作した『選挙』。 (ベネチア映画祭など世界各国の映画祭に正式招待。短縮版が世界200カ国のテレビで放映され、2008年米国放送界最高の栄誉ピーボディ賞を受賞)。
続く観察映画第2弾の『精神』は、2008年にアジア最大規模の釜山国際映画祭やドバイ国際映画祭にて最優秀ドキュメンタリー賞を受賞。その他各国の映画祭で受賞。
『精神』制作過程の葛藤や苦心、出演者たちとの対談などを『精神病とモザイク タブーの世界にカメラを向ける』(中央法規出版)として刊行。2010年には映画『PEACE』を制作。本作はバンクーバー国際映画祭やドバイ国際映画祭へ正式招待され、第11回東京フィルメックスでは観客賞を受賞した。香港国際映画祭では最優秀ドキュメンタリー賞を、ニヨン国際ドキュメンタリー映画祭ではブイエン&シャゴール賞を受賞した。
その後、劇作家で演出家の平田オリザと青年団を対象とした観察映画『演劇1,2』を制作。釜山国際映画祭でワールドプレミアされ、日本では2012年10月20日から劇場公開された。2012年のナント三大陸映画祭では、「若い審査員」賞を受賞した。
2013年夏、東日本大震災直後の統一地方選挙に山内和彦が再出馬した様子を描いた『選挙2』(2013年)が日本で劇場公開された。
近年では、牡蠣工場(2016年、監督・撮影・編集・製作)港町(2018年公開)The Big House(2018年公開)を手がける。
著書に『精神病とモザイク』(中央法規出版)、『なぜ僕はドキュメンタリーを撮るのか』(講談社現代新書)、『演劇vs映画』(岩波書店)、『日本人は民主主義を捨てたがっているのか?』(岩波ブックレット)、『熱狂なきファシズム』(河出書房新社)、『カメラを持て、町へ出よう』(集英社インターナショナル)、『観察する男』(ミシマ社)がある。
共著に『街場の憂国会議 日本はこれからどうなるのか』(晶文社)、『このショットを見よ』(フィルムアート社)、『ソーシャル・ドキュメンタリー』(フィルムアート社)、『原発、いのち、日本人』(集英社新書)、『私と宗教』(平凡社新書)、『観ずに死ねるか!傑作ドキュメンタリー88』(鉄人社)など多数。
このアーティストの作品(全2件)
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ラジオの街で逢いましょう 第280回 平松ラジオ 観察映画は“驚天動地”の世界(全巻… |
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平松邦夫(ひらまつくにお)
1948年生まれ。第18代大阪市長。大阪毎日放送の人気アナウンサーから政治家に転身。民間出身者からは初めての大阪市長。市長時代は「市民協働」をキーワードに大阪をどこよりも住みやすい街にするべく奮闘。現在は「公共政策ラボ」(PPL)代表。共書に『おせっかい教育論』。
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