森摂×平川克美「ラジオの街で逢いましょうプラス１」

震災の向こうに見える、オルタナティブな世界《プラス1》

森さんが編集長を勤める環境とＣＳＲと志のビジネス情報誌「オルタナ」。誌面で伝えたいミッションは、新しいビジネスの価値観で動く企業と積極的に連携・発信し、コミュニティを作っていくことだそうです。

確かに、私たちの社会にもそうした価値観が少しずつ育ってきたように思います。“オルタナティブ”（alternative）とは「もう一つの」「伝統的ではない」という意味。私たちが、「もうひとつの、つまり別のモノサシ」を探すことで、世界は変わるかもしれないと、森さんは言います。では、なぜ世界は変わる必要があるのか。

「パタゴニアの創業者、イヴォン・シュイナードはこう言いました。『死んだ地球からビジネスは生まれない』。今やＣＳＲは競争力なのです」と、森さん。

ご自身もそうした考えに気づき、大手新聞社を退社して今の活動をスタートされました。そんな経緯を紹介された後、話は震災・原発へ。
4月のはじめに東北へ支援物資を届けながら赴かれた森さんは、最初にこんな感想をつぶやかれました。
「本来ならば、それぞれの町の色があるはずなのに、どの町も同じ色、つまり土砂の色に塗りつぶされていた」。

さらに続く現地の報告とともに、これからの東北、日本、原発のこれからについて、その向こうに立ち上がるべき、自然エネルギーによるオルタナティブな世界についてのお話、ぜひお聴きください。

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