わたしにとっての戦後史—体験的戦後論（1/2）

姜尚中(東京大学教授・政治学者)

価格：￥629

収録時間 :: 54:25
データ形式 :: MP3
データ容量 :: 49.8MB

提供元 :: 朝日カルチャーセンター朝日・ＪＴＢ交流文化塾
リリース日 :: 10年4月9日
カテゴリ :: 時事（田中宇、中島岳志、他）講演歴史社会朝カルArchive

戦後史と家族史が織りなす圧倒的な物語

　姜尚中さんが家族の実話を通して激動の戦後史を振り返る90分超のトークです。　
　戦火で我が子を失いながら逃げ延びた熊本で終戦を知った両親。姜尚中さんが生まれたのはその5年後、ちょうど朝鮮戦争勃発の年でした。祖国の分断にコミットする親世代と、特需によって復活する日本。愚直な父、文盲の母、そして親日派の過去を捨てて韓国で成功した叔父との葛藤。彼らが亡き今、戦後史はいよいよ最終段階を迎えています。海峡を挟んだふたつの8月15日が溶け合う日は来るのか。大きな歴史のうねりに翻弄された、いとおしくも重厚な家族の物語が胸に迫ります。

《朝カルArchive》は、時代をリードする「学び」の老舗・朝日カルチャーセンターの講座から、選りすぐりの語りをお届けするシリーズです。

収録：2010年３月13日　新宿住友ホール
企画：朝日カルチャーセンター　朝日JTB・文化交流塾　新宿

★この商品には、お得な全巻セット販売もございます。http://www.radiodays.jp/item_set/show/337

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プロフィール

姜尚中

東京大学教授・政治学者

1950年、熊本県生まれの在日韓国・朝鮮人二世。熊本県立済々黌高等学校卒業、早稲田大学大学院政治学研究科博士課程終了。在学中、韓国文化研究会に参加し訪韓。以来、朝鮮名を使用するようになる。旧西ドイツ、エアランゲン大学に留学後、国際基督教大学助教授、准教授などを経て、現在は東京大学大学院情報学環の教授。専攻は政治学、政治思想史。『朝まで生テレビ』『日曜美術館』をはじめテレビや新聞、雑誌などでも幅広く活躍し、率直かつ静かな語り口で支持されている。主な著書に『マックス・ウェーバーと近代』（岩波現代文庫）、『ナショナリズムの克服』（共著・集英社新書）、『姜尚中の政治学入門』（集英社新書）、『日朝関係の克服』（集英社新書）、『在日』（講談社）、『悩む力』（集英社新書）など。

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