清水宏の「明日のためのスタンダップコメディ 闘争的文化論」 第6回 〜マルクス vs.インボイス制度〜【後半】ゲスト 平川克実

平川克美と考える「マルクス」やこれからの社会のこと

清水宏の新たな挑戦「笑い」と「文化論」の新スタンダップコメディ！
各回テーマをもってそのテーマについての文化的考察をスタンダップコメディで繰り広げながら、そこにゲストもお招きしそのテーマについてより広く深く考え、更に笑いに展開していくシリーズ！

第六回のテーマは「マルクス vs. インボイス制度」

近年、『資本論』にまつわる本として、白井聡『武器としての資本論』(東洋経済新報社)や、斉藤幸平『人新世の「資本論」』(集英社新書)などのヒットにより再び注目が集まっている「カール・マルクス」。
今や時代遅れの古い思想のように捉えられがちだったマルクスの思想を、閉塞する社会を生きる現代人にとっての新たな価値として捉え直したこれらの本がヒットしたのはなぜか。
今回、清水宏が改めてマルクスの思想に根本から向い合い、考えます。

そして、もう一つのテーマ「インボイス制度」。
来年から導入される消費税の仕入税額控除の制度。一見、得するかのようなこの制度にも、実質的増税による収入減少や取引機会の喪失、無駄な事務処理の増加など、中小自営業者、また個人事業主にとってかなりの負担になるような問題の多い制度とも危惧されています。また先日は「インボイス制度」に登録した個人事業主の名前などが国税庁のウェブサイトから誰でもダウンロードできる状況になっていた、など個人情報の問題も大きく取り沙汰されています。
さて、自称「下翼芸人」清水宏はこの制度の問題をどう考えるのか？

後半は今回のゲスト隣町珈琲の店主の平川克美との特別対談！



・元々マルクスはどういう人だったのか？
・この世界の全てを説明し尽くそうとしたマルクス
・労働力を重要視たマルクス
・我々の生活は本来コミュニズムを基盤にしている
・人間の多様性とは本来なんなのか？
・白か黒かではない、程度の問題である
・私たちはマルクスから何を学べばよいのか？
・マルクスがリンカーンに与えた影響
・マルクスからピケティに続く系譜
・資産家にどうしたら課税できるのか？
・では、私たちは何を手かがりに生きていけばよいのか？
などなど

※ この番組は2022年10月28日に隣町珈琲にて収録しました。

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