粟根まことの「感隙トーク！」第5回（ゲスト：中山祐一朗）

阿佐ヶ谷スパイダース　中山祐一朗さん

目映い演出、躍り、歌、鮮烈な殺陣、そして重層的な構造をもったストーリー、
いまやエンターテインメントのジャンルの一つとして語られる、劇団☆新感線。
そのなかでも特異な個性が光る、粟根まことさんの演劇トークです！
「感隙(カンゲキ)」は、観劇であり、感激であり、
そして粟根さんの感性がコダワる狭～い隙間の迷路に踏み込んでいく世界。
気の置けない演劇仲間をお招びして、適度に脱力しながら語り合います。

また本篇トークの前に、粟根さんとゲストが演じる短いお芝居がつきました。
実力派の役者二人揃っての録りおろしは、ここでしか聴けないオリジナルです。
粟根ファンはもとより、演劇ファン必聴！


◎巻頭お芝居：「ディレクターとＡＤ」篇　
　キャスト：ディレクター（粟根まこと）、ＡＤ（中山祐一朗）

さて、第5回のゲストは、阿佐ヶ谷スパイダースの中山祐一朗さんです。
挨拶するなり、ふっふっふと笑いあう二人。
「ほんわかした雰囲気のなかに時折ふと見せる狂気」って……？
岐阜県で生まれ、幼少期をドイツで過ごした中山さんは
いっぷう「変わってる」理由をそこで納得されたりするのですが。

マイペースで崩れない中山さんの演技に、
「中山祐一朗というジャンルじゃないか」と粟根さん。
「でも聞くところによると、粟根さんもマイペースでしょ？」
「ボクは合わせているよ（笑）。たしかに昔は頑なでしたが」
ある意味頑固な二人の「役づくり」についての考えが窺われる対話です。

阿佐が谷スパイダースのなかでは、祐一朗さんが最年長。
劇団というよりはプロデュース・ユニットであるという阿佐スパ、
その劇団名の由来や、長塚圭史さん、伊達暁さんとの結成秘話。
すこし難解に感じられる舞台も、じつはスタッフと役者だけでなく
観客も一体になって作り上げていくものだからのようです。

●「粟根まことの演劇博士がやってきた～！」のコーナ－、
今回のテーマは、ズバリ「メガネ」です。
それほど視力が悪いほどではないメガネ歴の短い中山さんと、
物心ついてからずうっとメガネをかけていた筋金入りの粟根さん。
眼鏡なしでは人生を考えられないという二人の日常と舞台は？



※劇団☆新感線・粟根まことの感隙トーク！は、毎月第3金曜に配信します。
次回のゲストも、阿佐ヶ谷スパイダースの中山祐一朗さん。
2011年9月16日（金）に配信します。どうぞおたのしみに！

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