表現・さわやか 猫のホテルの池田鉄洋さん
目映い演出、躍り、歌、鮮烈な殺陣、そして重層的な構造をもったストーリー、
いまやエンターテインメントのジャンルの一つとして語られる、劇団☆新感線。
そのなかでも特異な個性が光る、粟根まことさんの演劇トークです!
「感隙(カンゲキ)」は、観劇であり、感激であり、
そして粟根さんの感性がコダワる狭~い隙間の迷路に踏み込んでいく世界。
気の置けない演劇仲間をお招びして、適度に脱力しながら語り合います。
また本篇トークの前に、粟根さんとゲストが演じる短いお芝居が。
実力派の役者二人揃っての録りおろしは、ここでしか聴けないオリジナルです。
粟根ファンはもとより、演劇ファン必聴!
◎巻頭お芝居:「通学中の女子高校生」篇
キャスト:マコリン(粟根まこと)、テツコ(池田鉄洋)、車掌(粟根まこと)
さてゲストは前月にひきつづき、イケテツこと、池田鉄洋さんです。
オープニングのミニお芝居では、可愛い女子高生マコリンとテツコが
イケテツの噂話で盛り上がっていましたが、
まずは池田さんが、本名・哲洋の「哲」を「鉄」に変えたワケから。
それにしても、この二人、ほんとうに気が合うみたいです。
どんな話題でも間髪いれずに共鳴しあう。
なんだか声まで似てきて、いったいどちらがしゃべっているのやら……。
揃ってオタク臭芬芬だけど、まったく違う鮮やかな個性の持ち主なのに、
底を共有してるからですかね。
舞台での演技と、テレビや映像での演技の違いや切り替え方、
その魅力と愉しみ方など、役者同士の濃くて真摯な対話もありますが、
イケテツさんがいればお約束の「女のコ」の話題に傾きがち。
「めんどくささのほうが勝つ」という粟根さんの相変わらずのスゲなさ。
にもかかわらず終盤にきてさらに盛り上がるイケテツさんでした。
「演劇博士がやってきた~!」では、携帯の進化の細分化について。
これがコミュニケーション論になり、怖い「ルージュの伝言」挿話を挟んで、
ついにはデコメ前戯説にまで発展。
相手がイケテツさんならではの展開で、恋愛相談の様相を呈しましたが、
ここはなんとか、人間らしさをとりもどしたい粟根さんなのです……。
※劇団☆新感線・粟根まことの感隙トーク!は、毎月第3金曜に配信します。
次回のゲストは、阿佐ケ谷スパイダースの中山祐一朗さん。
2011年8月19日(金)に配信します。どうぞおたのしみに!
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