2．宿　―旅の夜には何かが起こる　（原作　飯田龍太、井伏鱒二）

価格：￥733

収録時間 :: 28:19
データ形式 :: MP3
データ容量 :: 26.6MB

提供元 :: 株式会社ラジオカフェ
リリース日 :: 07年8月10日
カテゴリ :: エッセイ文芸趣味/癒し系

誰かに話したくなる、温泉地での椿事。

【構成・解説】　小池昌代　(詩人・小説家)
【原作】　　　　飯田龍太　(俳人)
【原作】　　　　井伏鱒二　(小説家)

近・現代の日本の名作エッセイを網羅した作品社『日本の名随筆』から、選りすぐりの作品を極上の語りにのせてお送りするシリーズ第2巻。

旅に出ると、ふだん目にしている景色も人も、どこか違って見えるもの。風光明媚な保養地の宿を舞台にして起こる、ちょっと非日常なイベントに、詩人の小池昌代がご案内します。
旅人は、片や清新な自然描写に定評ある俳人、片や釣りと将棋を愛する小説家。昨今の温泉ブームとは無縁の、余情ある旅をお好みの方に、お勧めです。

【収録作品】
●飯田龍太　「山の湯」　　　　　　　（朗読：植山直雅）
　白骨温泉で自殺した青年が、新妻宛てに残した遺書。その内容は？
●井伏鱒二　「南豆荘の将棋盤」　　（朗読：伊藤富美也）
　天城連山・谷津の宿で、大洪水に見舞われた一夜の大騒動。

（作品社刊『日本の名随筆』本巻67　森敦編「宿」より）

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プロフィール

小池昌代

詩人・小説家

法律系出版社に勤めながら詩を発表し、『永遠に来ないバス』で第15回現代詩花椿賞、2000年に『もっとも官能的な部屋』で高見順賞受賞。思索の深みと濃密で透明な語感から、現在最も注目されている詩人の一人。

エッセイ、小説も手がけ、01年に初のエッセイ集『屋上への誘惑』で講談社エッセイ賞受賞。小説では04年6月に日常を題材にした初の短篇集『感光生活』を刊行。

07年には、「タタド」（「新潮」06年９月号）で第３３回川端康成文学賞、08年『ババ、バサラ、サラバ』で小野十三郎賞受賞。その他の著作に『ナイン・ストーリーズ・オブ・ゲンジ』、絵本『かがやけ詩』1巻～5巻『通勤電車でよむ詩集』『生きのびろ、ことば』『やさしい現代詩』、小説『転生回遊女』など多数。

立教大学文学科文芸・思想専修特任教授。

オフィシャルサイト http://www.neobreath.co.jp/koike/
Twitter ID：@koikemasayo

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